【パキスタン/中国国境】ギルギット、フンザからタシュクルガンへのバスでの行き方

2017年5月に、パキスタンのギルギット、フンザ(カリマバード)、スストから中国の新疆ウイグル自治区にあるタシュクルガンに行ったときの情報です。

ギルギットからフンザ(カリマバード)はバス、フンザ(カリマバード)からスストはヒッチハイクで行きました。

ギルギットには11泊、フンザ(カリマバード)には5泊、スストには1泊しました。

スストからタシュクルガンはNATCOというパキスタン国営?のバスで行きました。

スストでバスに乗る前にパキスタンのイミグレで出国をして、国境付近では中国の公安による荷物検査があり、タシュクルガンのイミグレに到着してから中国入国をします。

荷物検査は前評判通りかなり面倒でした。

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    パキスタンのギルギット、フンザ、スストから中国のタシュクルガンに行く方法

    ギルギットからフンザ(カリマバード)へのバスでの行き方

    ギルギットからフンザ地方の中心地であるカリマバードまでは、バスで行きました。

    ギルギットのバスターミナルからカリマバードのゼロポイントまで、運賃は230ルピーです。

    1時間ほどで到着しました。

    フンザ(カリマバード)からスストはヒッチハイク

    カリマバードからスストへはヒッチハイクで行きました。

    カリマバードのゼロポイントからヒッチハイクを開始しました。

    近くにいたおっちゃんのアドバイスで、最初はアーリアバードという街(方向的には反対)に行ったんですが、アーリアバードからはススト行きのバスが出ているらしく、ヒッチハイクで乗せてくれる人は中々見つかりませんでした。

    そこで、カリマバードまで行くというトラックの運ちゃんに頼み、カリマバード近くまで戻りました。

    そこからは、スストには行かないけど手前のグルミットという村まで行くという車に乗せてもらい、順調にグルミットに到着。

    ▼途中の景色がすごい

    ▼何もないグルミット

    グルミットではなかなか車が見つからなかったんですが、30分ほど待っていたら、スストに住んでいるという大学生4人組が乗せてくれて、無事スストに到着しました。

    ▼スストに行く途中に通過したパスーという村の近く

    スストからタシュクルガンへのバスと、国境の荷物検査

    パキスタン側の国境の街スストからは、中国側の国境の街タシュクルガンまで1日1本だけ(正確に言うと、バスは何台かあるけど出発時間が全て同じ)バスが出ています。

    バスは9:00出発です。

    前日にNATCOの事務所(村の一番端、イミグレの近くにある)でチケットを買いました。
    チケットは多分どの宿でも買えると思いますが、直接NATCOで買うのが一番安いです。

    チケットの料金は2500ルピーです。
    宿で買うと、2800ルピーになると思います。

    スストでは、商店などで元とルピーの両替をすることができます。
    レートは1元=16ルピーでした。

    パキスタン出国

    当日9:00頃に集合して、まずはパキスタンのイミグレに行きパキスタン出国をします。

    荷物を一列に並べて麻薬犬が検査したりと色々時間がかかって、結局バスが出発したのは11:00ちょっと前でした。

    カラコルム・ハイウェイを1時間くらい登り、国境付近に到着しました。
    途中で国立公園を通るということで、800ルピーの入場料(外国人のみ)を支払います。

    中国入国

    バスに乗ったまま国境を越え少し進むと、中国公安の荷物検査があります。

    この辺りは標高が約5000mで、すごく寒いです。雪が降っていました。
    公安に連れられて一人ずつバスから降り、建物に入ります。

    勝手にバスから降りると怒られます。

    自分の番が来たら、まずは荷物も自分もX線。靴も脱ぎます。
    次にバックパック、サブバッグの中身を全て台の上に出して、ひとつずつチェックしていきます。

    PC、カメラ、スマホは中のデータ(画像、動画)まで見られます。
    充電切れだったものは充電して見せろと言われました。

    (事前に、PCなら隠しファイルにする、スマホならギャラリーで非表示にする、カメラのSDカードはフォーマットするなどすれば最低限の閲覧で済むと思いますが、あまりにもデータが少ないと怪しまれるかもしれません。)

    荷物検査はかなり面倒だと聞いてはいましたが、担当者の態度もあってやっぱりちょっとイラつきました。

    また、事前情報では食品系は中国に持ち込み不可と聞いていましたが、コーヒー豆、お茶などは大丈夫でした。

    周りでは、タバコや米、ボトル入り飲料などの包装を開けてチェックされていたり、ハサミを没収されている人もいました。
    (僕たちはハサミは没収されませんでした。)

    宿に着いてから気づいたのですが、ここで匂いチェックをされた日焼け止めのキャップが閉まっていなくて、袋の中身が全てベトベトになっていました。

    僕の担当だった男性職員はけっこう細かくて、僕一人で30分くらい掛かりました。
    トイレに行くときも別の公安職員が銃を持ってついてきました。

    女性職員はいなかったので、女性の方は男性職員に色々漁られないように強い態度でいたほうがいいと思います。

    ここで全員の検査が終わるのを待ち、バスに戻ります。
    かなり時間がかかりました。

    さらに、バスに戻った後は同じ時間に出発した他のバスを待って、かなり経った後にようやく出発しました。

    その後は2時間くらいかけてクンジュラブ峠を下り、タシュクルガンのイミグレに到着。
    ここでやっと入国です。

    ここでも麻薬犬が荷物をチェックしてから建物に入り、軽く中身も見られました。
    パスポートの顔写真と実際の顔が違うと難癖をつけられ、スタンプを押されるまでに10分くらいかかりました。

    入国が済むと、イミグレの出口で解散です。
    歩いてタシュクルガンの宿に向かいます。

    K2 International Youth Hostel(Kute Youth Hostel/凯途国际青年旅舍。MAPS.MEではK2 International Youth Hostel)というところに泊まりました。

    パキスタンと中国(北京時間)の間には、3時間の時差があります。
    中国には、公式には北京時間しかありませんが、新疆ウイグル自治区では住民たちはローカル時間(北京時間-2時間)を使用しているそうです。

    ちなみに、タシュクルガンのイミグレを出た時点で、北京時間では22:00でした。
    ローカル時間でも20:00ですが、まだ周囲は明るかったです。

    さいごに

    パキスタンー中国間のクンジュラブ国境は、中国公安による執拗な荷物検査のため、かなり評判が悪いです。

    実際、今回もかなり時間がかかりました。
    荷物をバックパックから全部出さなくてはいけないし、それを元に戻すのもかなり面倒です。
    さらに他の人の荷物検査を待つ時間もあるので、移動距離はそんなに長くないんですがとにかく「待ち疲れ」します。

    まあちょっと調べればそういう情報は出てくるので、それなりに疲れる覚悟で行けばいいと思います。笑

    最後に、注意点を書いておきます。

    ・スストからタシュクルガンへのバスは9:00だけなので、前日にスストに着いて1泊すること
    ・時間がかかるので、パンなりクッキーなり、なにか食べ物を持っていくこと(これ重要!!)
    2017年5月に、パキスタンのギルギット、フンザ(カリマバード)、スストから中国の新疆ウイグル自治区にあるタシュクルガンに行ったときの情報です。
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    Comments

    1. Hismo より:

      こんにちは。
      今年の秋にフンザの旅を計画している者です。
      下調べをしている中でこちらの記事にたどり着き、拝見致しました!
      とてもわかりやすく、ますますフンザに行きたいと思いました。
      フンザの旅程を組む中で、一点気がかりなことがあり、ブログ主のシュンさんがご存知でしたらお伺いしたく、コメントを書いています。
      2017/5より、中国側はカシュガルからタシュクルガンの個人旅行が禁止されましたが、シュンさんのルート、フンザ→タシュクルガン→カシュガルは個人でも特に注意はされなかったということでしょうか。
      日々情勢は変化しているので、もちろん旅の開始前にはタイムリーな情報を追っていきます。
      情報が命だと思っていますので、よろしければシュンさんのご経験をお聞かせ頂けないでしょうか?
      いきなり不躾なコメントをしてしまい失礼いたしました。

      • unusual より:

        こんにちは。
        コメントありがとうございます!

        フンザはとにかく景色がきれいで良かったですよ!

        僕たちはインド→パキスタン→中国というルートだったので何も注意は受けなかったです。
        ですが、フンザで会ったカシュガル→フンザ→カシュガルと往復した人によると、タシュクルガンのイミグレかクンジュラブ峠の頂上の中国側国境かどこかで注意はされたそうです。
        ただその注意も強引に止められたりするわけではなく、軽く言われただけだったらしいです。

        ちなみに中国→パキスタンは国境での厳しい荷物検査はなかったと言っていました。

        Hismoさんがどちらのルートで行かれるか分かりませんが、お役に立てれば幸いです。
        他にも何かあれば、コメント下さい。分かることであればお答えします!

        • Hismo より:

          早々にご返信頂きましてありがとうございます!
          そうだったのですで、やはり中国側からのタシュクルガンINが難航するのですね。。
          パキスタンINの方法も検討したいと思います。
          世界情勢も不安定(というより安定している時はないですよね)で、いつ何がどう変化するのか、きっとその時になってみないとわからないことも沢山あるでしょうが、あまり悲観的にならずに計画します!
          クンジュラブ峠も一つ難所にもしかしたら成りかねるという、覚悟もできました!
          フンザには絶対に足を運びたいです!!
          お気遣い頂きまして、大変ありがとうございました。
          これからも記事を楽しみにしております!

          • unusual より:

            たしかに、行くのが秋となるとまだまだ先で何がどうなるか分からないですね。
            気を付けて楽しんで下さい!

    2. マンセー より:

      貴重な情報ありがとうございます。17年前に同じルートで行ったのですが、GWに再訪予定です。タシュクルカンからカシュガル行きの交通手段は頻繁に出ていますでしょうか?以前はジープチャーターでしたが…

      • unusual より:

        マンセーさん

        こんにちは、コメントありがとうございます。
        17年振りの再訪、良いですね!
        タシュクルガンからカシュガルへは、タシュクルガンのバスターミナルから65元でバスが出ていたのでそれを利用しました。
        バスターミナルの前にジープも停まっていましたが、言い値が120元だったのでバスで行きました。

    3. もれもれ より:

      はじめまして。
      ネット検索しても情報が見つからずご質問させていただきます。
      今もカシュガル→タシュクルガン→フンザの個人旅行は禁止されているのでしょうか?
      9月のシルバーウィーク、カシュガルまでの航空券を発券していますので思案しています。
      何か情報があればよろしくお願いします。

      • unusual より:

        はじめまして、コメントありがとうございます!
        僕たちが行ったときはもれもれさんと逆のフンザ→ススト→タシュクルガン→カシュガルのルートで、しかも1年前なので、今の情報は持っていません。。
        以前のコメントにも書いたのですが、1年前は「注意はされるけど止められはしなかった」そうです(フンザで会った人の話です)。