2017年5月に、インドのアムリトサルからワガ国境を越えて、パキスタンのラホールまで行ったときの情報です。
アムリトサルからワガ国境(アターリー/ワガ国境)までバスで行き、インド出国、パキスタン入国。
オートリキシャーでラホールに向かいました。
インドのアムリトサルからワガ国境を越えてパキスタンのラホールへ行く方法
総経費と所要時間
- アムリトサルからワガ国境:60インドルピー(30+30)、1時間強
- ワガ国境からラホール:350パキスタンルピー(一台700ルピー)、1時間強
合計:60インドルピー+350パキスタンルピー、約3時間
アムリトサルからワガ国境
アムリトサルからワガ国境へはバスで行きます。
▼アムリトサルのバスターミナル
アムリトサルの鉄道駅からは徒歩25分くらいです。
僕たちは黄金寺院に行くためにアムリトサルに1泊しました。
駅とバスターミナルの間にあるTourist Guest Houseに泊まりました。
バスターミナルはけっこう広いので、「ワガボーダーに行きたい」とその辺の人に聞いて下さい。
ワガは一応パキスタン側の名前のようですが、インドでも大体通じます。
バスは一日に何本も出ているようです。
1時間ほどで国境近くに着きました。
運賃は30ルピーです。
バスの終点からイミグレまでは3.5kmくらいあります。
ここはリキシャーで30ルピーでした。
国境
インド出国
インドのイミグレは広い敷地内にある立派な建物です。
入り口で荷物を目視チェック。
そんなに厳しくはなかったです。
なぜか、サブバッグだけしっかりチェックされ、その後X線検査もありました。
出国カウンターでは、日本での職業や月収、インドにはどれくらいいたか、パキスタンではどこに行くか、日本の大きな島の数はいくつか(日本人である確認?)、などを聞かれました。
出国完了後、レシートのような紙をもらいます。
建物を出ると、バスが待機しているので、バスの係にさっきもらった紙を渡して乗り込みます。
このバスは無料です。
すぐに大きな門の前に着きます。
門を通ると、かの有名なワガ国境セレモニーの会場があります。
このセレモニーを見るためだけにここに来る人もいるようです。
昼間は観光客はいません。
大きな銃を持った兵士がたくさんいました。
パキスタン入国
そのままパキスタンのイミグレの建物に入ります。
入国カードを記入(空欄OK)し、厳しいチェックもなくすんなり入国完了。
ただ、建物内の何のカウンターかわからないところで何度も呼び止められて、パスポートチェックや、パキスタンではどこに行くのか、どれくらい行くのか、などの質問をされました。
多分、暇な職員が話しかけてきただけだと思います。
パキスタンの人はインドやバングラデシュの人以上に外国人に興味津々な人が多い気がします。
パキスタンのイミグレの出入口付近には何人か両替商がいます。
あまり良いレートではないのですが、全員固定のようだったので仕方がないです。
アムリトサルの街なかで替えておいたほうが良いと思います。
イミグレを出たところからは、遊園地のカートのような乗り物に乗って、すぐ近くの広場(リキシャーやタクシー乗り場?)に連れて行かれました。
ワガ国境からラホール
ここからラホールまでは1時間程度の距離です。
広場にはバスも来ると思ったんですが、ないようでした。
オートリキシャーのドライバーがしつこく勧誘してきましたが、ラホールまで1000ルピー(パキスタンルピー)と言うので断ってどうしようかと考えていると、近くにいた家族連れが、迎えに来ていた知人の車に一緒に乗っていいと言ってくれました。
お礼を言って荷物を積み込んでいると、リキシャーのドライバーが文句を言いはじめ、オフィシャルなドライバーじゃない奴が外国人を乗せるのはダメなんだとか、色々ケチを付けてきて、結局「やっぱりダメだ、乗せられない」と断られてしまいました。
仕方なくリキシャーのドライバーと交渉し550ルピーでラホールまで行くことにしましたが、その後彼とは大モメ。
宿の人の話によると、600ルピーが地元の人が払う相場らしいです。
また後から知りましたが、ワガ国境~ラホールは乗り合いのバンを乗り継ぐと100ルピー以下で行けるようです。
国境からなら、おそらくバンがいないのでリキシャーで一番近くの街まで行き、そこで「ラホール」と言ってバンに乗って行けるところまで行って、またどこかで乗り換えて、とやれば着くと思います。
ちなみに、ラホールで泊まった宿はリーガルインターネットインというところです。
さいごに
アムリトサルからラホールはそんなに遠くないので、移動自体にはあまり時間は掛かりません。
インドのデリーから一気に移動したい場合は、デリーから夜行列車でアムリトサルに行き、そのまま国境を越えてラホールに行けば良いと思います。
ワガ国境からラホールは、親切な人が車やバイクに乗せてくれるパターンが多いようなので、多少お金を払ってでもそのパターンで行ったほうがいいかもしれません。
オートリキシャーやタクシーはすごく高いので。
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