2018年4月に、モロッコ カサブランカで黄熱病の予防接種をしました。
数年前の情報と、ワクチンを打つ場所や値段など変わっている部分がいくつかあったので、2018年4月現在の最新情報をシェアします。
モロッコ カサブランカで黄熱病の予防接種
予防接種ができる病院の場所
「Institut Pasteur Du Maroc」という病院併設の研究所?のようなところで打つことができます。
▼入り口
Casa-Port(カサポール)からのバスでの行き方
トラムでも行けるそうですが、バスの方が安いので私たちはバスで行きました。
Casa-Port(カサポール)駅から病院までは、3.6kmほどの距離です。
「T.pl.marechal」というバス停から、M’dina Busの6番バスに乗ると、病院の近くまで行くことができます。
▼バス停の6番のところで待つ
Casa-Port駅から「T.pl.marechal」までは徒歩約15分、乗車時間は約20分(工事中かなんかで遠回りした)、下車するバス停「T.bno Zyad」から「Institut Pasteur」までは徒歩約3分でした。
バスの料金は、5dhです。
運転手に直接支払います。
黄熱病ワクチンの値段
300dhでした。
他のブログの2018年情報では、250dhと書いてあったのですが。
きちんとした施設できちんとした紙に印字されていたので、数ヶ月の間に50dh値上がりしたのだと思います。
タイの有名なスネークファームの黄熱病ワクチンよりは少し安いみたいです。
時間
8時30分~15時
予防接種する施設と流れ
▼入り口の門をくぐったら、左(守衛さんがいる建物がある方向)に向かいます。
▼そのまま少し進むと、右手にこのような建物が見えます。
▼「VACCINATION」と書いてある建物でワクチンを打ちます。
私たちが行ったときは、人が溢れかえっていて、係の人や英語を話せる人がいなかったので、空いていた隣の窓口に行って話をして、その人に案内してもらいました。
流れとしては、人混みをかき分けて中に入り、入り口のところにいる守衛さん(英語は通じない)のような人に、名前をメモしてもらいます。
そうすると中で待っていろと言われるので、ひたすら待ちます。
▼待ちます。2時間ほど……。
守衛さんに名前を呼ばれたら、受付に行き、「アフリカを旅するのでYellow Feverのワクチンを打ちたい」と言います。
行く国や期間も聞かれました。
パスポートを渡し、300dhを支払うと、紙がもらえます。
▼パスポート番号や名前、300dhと書かれた紙
少し待つと違う部屋に移され、すぐに看護師さんにワクチンを打ってもらえました。(絆創膏などは貼ってもらえませんでした。)
※1回の接種で生涯有効
※2日間、運動・シャワー禁止だそう
注射が終わると、イエローカードと、先ほどの紙の上部分(領収書)を受け取れます。
部屋を出るときに、係の人に確認のためイエローカードを見せて終わりです。
マラリアの予防薬について
ついでに、マラリアの飲み薬(予防薬)のことを聞いてみると、「MALANIL」という薬の処方箋をもらいました。
病院の外にある薬局でこれを出すと買えるみたいです。
買っていないので、値段はわかりません。
さいごに
カサブランカでの黄熱病の予防接種に必要な持ち物は、パスポートだけでした。
トラベルクリニックなどではないので、英語が喋れる人がいなかったり、環境が整っていない部分もありましたが、旅行者にもある程度慣れてはいたと思います。
また、私たちが行ったときだけかもしれないですが、とても混んでいて2時間以上待ったので、時間には余裕を持って行くといいと思います。
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