【2018 モロッコ⑥ マラケシュ】新市街へ

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メイです。

世界旅行記、2018年3~5月のモロッコ編です。
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新市街へ

2018/3/25 モロッコ マラケシュ

昨日は早めに寝たのに、朝起きたのは10時。
毎日充実しているから、少し疲れが出てきたのかも。

朝食は近所のビサラと、しめにじいちゃんのスパイスコーヒー。

ビサラはいつも通りおいしいのだけれど、こう見ると油の比率がラーメンの比じゃない。
オリーブオイルだからまだマシだけど。

昼散歩、いつもはメディナ(旧市街)ばかりうろついているけれど、今日は新市街へ出てみよう。

このあたりはまだメディナ。
だけどメディナ中心地よりは明るくてきれい。

昼ごはんその1、モロッコ風ファストフード店?という感じのお店を見つけた。

立って食べるお店だ。

隣の人が食べてるのを指差して、これなに?と聞いたら、「トルティーヤケフタエフロマージュ」と言っていた。
同じものを頼んだけれど、フロマージュ(チーズ)は入っていなかった気がする。
ケフタ(肉団子)のサラダみたいな感じ?

マカロニ、オリーブ、ご飯(米)、じゃがいも、トマト、玉ねぎ、レタス、目玉焼きなどが盛り付けられている。
ご飯がこんなふうにトッピングに使われるなんて、日本人からすると新しい気もするが、日本でサラダに入れるコーンや豆類とかと同列なんだろうと予想する。

別添えでバゲットとフライドポテト。
これで15dh。うまい。安い。

ちょっとおしゃれな今風の料理って感じかな?

昼ごはんその2、イワシのフライサンド。
揚げたてのイワシ2つ、ナス5個、ポテト、これをパンに挟む。
レモン丸ごと1つ絞ってくれて最高。

イワシサンドは前にも食べたことがあるけれど、さらにクオリティ高くて10dhという安さ。
こりゃあいい!

揚げ物の敷き紙のかわりにディル?フェンネル?を使うという贅沢おしゃれ!
よく揚げのポテトがまたいいんだ

カフェでお口さっぱりヨーグルト。2dh。
ヨーグルトって、いくら砂糖を入れてもおいしいよね。

腹ごしらえをしたら、歩いてエレクトロプラネットという電気屋さんを目指す。
わたしのスマホが紛失したので、ちょっと大型店舗っぽいところにいっちょ見に行こうというわけ。
なんかいろいろ取り揃えられてそうだなっていう名前のイメージで。

日陰がなくて暑い暑い。

ここもまだメディナ。
マラケシュのバスターミナル付近。

本屋街
オレンジの売り方かわいい

たしかここからが新市街。
メディナを囲む塀の周りに、フルーツを売る屋台がたくさん並んでいる。

ホームレスの家にしか見えないが、屋台である
高いビルや信号機が登場

さらに歩き、明らかなる高級住宅地っぽいところも通った。

映画のセットみたいな整い方!

1時間くらい歩いたかな?
頑張って歩いてきたのに、エレクトロプラネットはなかなかにしょぼかった。

スマホの収穫なし。カメラも置いていなかった。

すぐ近くに、marjane(マルジャン)という大型スーパーも発見。
水やトマト、コショウを買えた。
でももうくたくたで、大好きなスーパーを楽しみきれなかった。

帰りはバスで帰宅(12番/4dh)。
最後の方は車内はけっこう混み合っていた。
チケットチェックされないなぁと思っていたけれど、最後の方にちゃんとチケットチェックに来てくれた。

宿に戻ってきたのは18時。

夜ごはんは、黒人のおばちゃんのハリラを食べに行こうと近道をしようとしたら、遠回りで、
その途中で見つけた屋台でチキンとタマネギ、トマトのサンドイッチ。15dh。

そのあと黒人のおばちゃんのお店に行ったけれど、やっていなかった。
このお店と相性悪いな。笑
金曜(イスラム教の祝日)はやっているけど、日曜は休みなのね。。。

もうハリラの口になっていたので、ハリラをやっている店を探す。
馬車の広場のところでハリラ発見。
お茶碗4つで営業しているおばちゃんの屋台。

ここのハリラは今まで食べたハリラと違って、トマトの味がしない、小麦粉の味が強い、小麦粉がダマになっている、塩味が薄い、と正直微妙だった。

微妙だと言っているくせに、ハリラはおかわりは無料だというアブドの言葉を信じておかわりをしてみたら、無事その分も取られて後悔。
もうハリラはおかわりしない。笑
茹で卵とじゃがいも2つも食べた。

店のおばちゃんに言葉が通じず、なんとか近くの人に手伝ってもらい13dhだと分かった。
細かいお金がなく、100dh札を出したらお釣りがないというので、シュンが宿に一旦戻って、スタッフのスハイブに20dh借りて戻ってきた。
いいやつ~涙

モロッコ人のやさしさと、祈りだこ

2018/3/26 モロッコ マラケシュ

今朝も寝坊。
10時過ぎくらいにいつものフナ広場の向こうの店でビサラとムスンメン。
ムスンメンはフロマージュ入りにして7dh(約84円/1dh=約12円)。

食後はコーヒーじいちゃんのところへ。
今日は、シュンの顔を見るとすぐに紙コップ(1dh)を用意してくれた。

わたしは近くのおじちゃんのところでアッツァイ。2dh。
ほとんどミントの味はせず、謎のとろみがついていた。

宿に戻ったらなぜかアブドがハゲになっていた。
おとといのポーランドマフィアにやられたか?笑
(普通に自分で散髪しただけらしい。)

昼の散歩。
今日は軽めにしたい。

昨日のイワシサンドが安くておいしかったので、また同じ通りへ行って、とりあえず同じものを食べる。
うまい。

とにかく新しいものが食べたいと思って、いろんなお店の鍋の中身を見せてもらう。
そして新しい料理を発見!

チキンのオリーブとレモン煮込みだ。
15dhだというのでさっそく頼む。

机の上にお皿が出されたとき、ハーブとレモンの匂いがふわっと。
おお~皿に盛られた姿がかっこいい~2色のオリーブがきれいだ。

ほろほろ鶏肉に香り高いハーブ。
とってもおいしかった。

お菓子屋で長細いパイ。3dh。

メディナに戻ってきて、いつもの安食堂街を通る。
やっぱりここは活気がある。

しめはいつものヨーグルト。
それから乾物屋でピーナッツを買って帰る。

メディナのスーク(市場)のとあるお土産さんに、いつも子猫がいるのだけれど、もう可愛くて可愛くて。
電卓に2匹乗っちゃうくらいの小ささ……!涙

マラケシュのシンボルとも言える、クトゥビアモスク。
観光客は入れないような気がしたので外観だけ。

アザーンを聞いて、宿に戻った。

夕飯前に、携帯屋でスマホをチェックしていると、私たちが愛用する中国の電気メーカー、シャオミのredmi4Aがあった。
しかも1200dh(約14400円)で安い!
よし、これでほぼ決まりだな。

スマホチェックの間、街を観察していたけれど、モロッコの人は基本優しいなと思う。
イスラム教の教えの一つに、貧しい人に恵んであげなさいという意味の「喜捨」というものがあり、
物乞いに食べ物を奢ってあげたり、お金を渡したりするシーンは私たちも何度か見かけたことがある。

お金や食べ物だけでなく、
目の見えない人の手を引いてあげたり、車椅子を押してあげたりというのを大人も子供も普通に、自然にする。

助ける方は、「いいことをしている」という考えもなさそうで、助けられる方も「助けられるのが当然」と思っているように見える。
そのくらい助け合う精神が根付いているようだ。

だからといってモロッコ人が温和な性格というわけでもなく、今日も街で喧嘩している男たちを目撃。
本当に1日1回は喧嘩しているところを見る。
熱くなりやすい性格なのだろう。
というより、世界の中で日本人が特に熱くなりにくい(良く言えば冷静、悪く言えば冷めている)だけだとも思う。

ねこもけんか。
こっちのけんかは可愛いわ。

歩きながらすれ違う人の顔を見て、あれが「祈りだこ」か、と突然気づいた。
「祈りだこ」というワードだけ聞いたことがあったけれど、いままで意識して見たことがなかった。

祈りだことは、イスラム教徒の1日5回の礼拝の際、おでこを床につけてひれ伏す体位を数回するが、それによっておでこにできるタコのこと。
それだけ熱心で敬虔なイスラム教徒だという証拠になり、周りから尊敬の目で見られ、本人にとっても誇りなのだそう。

1度意識したら、街なかにたくさんいることに気づく。
見た目的には、おでこに黒ずんだヒジがあるみたいで、えっ、と思うけれど、
事情を知ると、あぁ、あの人真面目なんだろうな、とちょっと信用できる人に見えてくるのだった。

わたしは昔、受験期にペンだこをちょっと誇らしいと思っていて、ペンをもっと強く握ってみたり、
ギターの練習をして左手の指先が固くなってきたのが嬉しくて、もっと強く擦りつけてみたりとかしていたことがあるけれど、同じように必要以上にグリグリとおでこを擦りつけたりする人もいそうだなと思ってしまった。笑

いやいや、怒られる。

夕飯、黒人のおばちゃんのハリラ。
目が合うと挨拶してくれるようになって嬉しい。

ここでばったりアブドと会ったので、3人で一緒に食べる。

ハリラと、じゃがいもとゆで卵のサンド5dh。
これシンプルだけどおいしいな。
塩と酢とクミンがばっちり。

そしてやはり、ハリラのおかわりが無料ではないことが判明した。
前回アブドがハリラはおかわりFreeって言っていたと思ったから、何度もおかわりしてきたけど、たぶん聞き間違えてたんだわ。

この前このお店に4人で来たときも普通に2倍取られてたし、昨日違うお店でも普通に2倍取られた。
あ~おかしいと思った。

宿に戻って、そのままレセプションでアブドとスハイブとお喋り。
煎茶を淹れてあげたら、これには砂糖入れないのか?って。笑
スハイブは2番煎じのちょっとビターな方が好きだと言っていた。

音楽の話になり、
アブドが「悲しみの向こう岸に~♪」という曲がいい曲だと言った。
調べてみると、『1リットルの涙』のOSTで、Kが歌っている『Only Human』という曲らしい。

他にも韓国の悲しいバラードとかが好みらしい。
こういう悲しい曲が好きなの?と聞いたら、そうだって。
他にもゆっくりで悲しい曲ないか?って。

たくさんある!
たくさんあるけどごめん、全然思い浮かばない。笑

でもやっぱり悲しげな曲が好きなんだ。
パキスタンに行ったときも悲しいバラードばっかり流れているなと思ったけれど、やっぱりイスラムの国の人たちにはこういうのが響くのだろうか。

とはいえ、若者はドンドン響くクラブミュージックも好きみたいだが。

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