シュンです。
世界旅行記、2016年10月の中国編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
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香港国際空港で考える
2016/10/4 香港~深圳(深セン)
東京 羽田空港を出発し、10/4の早朝に香港国際空港に到着した。
10時頃までベンチで仮眠を取る。
この後の予定は決めていなかったので、まずはじめに香港の宿を探すことにした。
香港には去年、乗り継ぎで来たことがある。
早朝に到着して、翌日の早朝に出発するまでの約一日のみの滞在だった。
そのときは空港で寝たので宿に泊まらなかったし、適当に歩いただけなのでじっくり見て回ったりもしなかった。
だから今回、世界一周旅行の最初の都市が香港に決まったときから、長期滞在して色々歩き回りたいと思っていた。
『深夜特急』の沢木耕太郎も、旅に出てまず香港に大ハマリしていたから、(もちろん時代が違うのは承知の上で)香港を歩き回るということにすごくロマンを感じていた。
というわけで、今夜泊まる宿を探そうとネットで何件か宿を見ていたら・・・
予想以上に高かった。
安宿はほとんど満室で、一泊一人3000円以上の宿ばかりしかない。
そういえば去年来たときには、バックパッカーの間で有名な重慶大厦(チョンキンマンション)の宿を見てみたけど狭くて高かったのでやめて、空港に泊まることにしたのだった。
そのときのことを考えても、これから歩いて宿を探すのは面倒だなと思った。
それに加えて、香港は物価が高いのも気になる。
旅を始めたばかりなのに、物価の高いところでお金を消費するのは避けたい。
しばらく空港で考えた末、香港はスルーしてすぐに中国本土に入ることにした。
まずは香港と接している中国本土側の都市、深圳(深セン)に行く。
会社をやめたときに、同じ職場で、昔中国やインドを旅していたという人から餞別に香港ドルの小銭をもらった。
せっかく香港に来たからそれを使いたかったのだけれど、使う場面がなかったのが悔やまれる。
香港返還前の、エリザベス女王の描かれた1ドル硬貨。
香港からバスと電車で中国 深センへ
香港国際空港を昼頃に出発し、14:30頃に深センの繁華街、老街に到着した。
空港で予約しておいた宿にチェックインをして荷物を置いて、外をぶらつく。
深センは中国の中で北京、上海、広州に次ぐ第4の都市などと言われているらしい。
人も多かったし、街もかなり発展している。
宿も含めて、外国人観光客はあまり見なかった気がする。
以前、北京と昆明に行ったときは、予想以上に英語が通じなくてコミュニケーションが取れなかったり、ネット環境が悪くてなにも調べられなかったり、食事がイマイチだったり(だと思っていた)でなんとなく楽しみきれなかった思い出が残っているので、今回はできるだけ自分を中国になじませて過ごしたい。
いつも旅行のときにはそうやって楽しんできたけれど、中国ではそれがうまくいかなかった。
だから今回はどっしりとした気分で、気長に中国に入り込んでいけたらな~と思っている。
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