シュンです。
辛い麺料理を食べると汗がスープに落ちるのが悩みです。
世界旅行記、2016年10月のベトナム編です。
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今日の朝食、バインミーとマッシュ
2016/10/19 ベトナム ハノイ
朝、となりの二段ベットの白人2人がうるさくて起きた。
うるさいっていうか、推定30歳くらいの男2人がコソコソ喋ってるのが耳に心地よくない感じで。
ドミトリーはこんなもんだし、むしろ「他の人が寝てるから小さい声で話す」なんて配慮のある人はマシな方だ。
ドミトリーには僕たちの他にもう一組カップルがいて、彼女の方は6時くらいに起きてシャワーにすごい時間をかけていた。
たしか昨日の夜も入ってたよね?
この彼女は服も結構かわいくて、お化粧もバッチリ。
東南アジアを旅していると、ノースリーブにホットパンツorタイツという格好の欧米女子ばかりなので、たまに髪や服装に気を遣っている女子を見るとすごいなーと思う。
朝食は宿の隣にあったバインミー、20000ドン。
びっくりしたのは、パンを焼いているということ。
今まで食べたバインミーは、目玉焼きなどを作るのにフライパンを使っていたことはあっても、パンを焼いているのは見たことがなかった。
記憶違いじゃなければ。
今回でベトナムに来たのは3回目で、過去2回は南部のホーチミン、カントー、中部のフエに行った。
なので北部は今回のハノイが初めて。
やっぱり北部と南部とではバインミーも違うのかな?
バインミーの屋台では具材を選べることも多いけど、ここはレバーペースト&ベトナムハムのみ。
この2つもフライパンで焼いていた。
パンに挟んでチリソースをかけて、パクチーを挟んで完成。
これだけだけど素朴で美味しいバインミー。
そういえばバインミーで一番のポイントだと勝手に思っていた、「なます」が入っていない。
これも北部と南部の違い?
ハノイのバインミーももうすこし色んな種類を食べてみないと分からない。
バインミーを食べながら、次は何を食べようかと話していると、すぐ隣でじいさんばあさんが4,5人集まって何か食べているのをみつけた。
よく見ると、ご飯?の上に硬めのマッシュポテト?を削って乗せて、フライドオニオンと油をかけて食べている?ように見えた。
気になったメイが聞いて見せてもらうと、やっぱりご飯のようだ。
とりあえずひとつ買って食べてみたら、けっこううまかった。
ご飯はもち米っぽくて、豆が混ざっている。
このマッシュと妙によく合う。
不思議だけど「あ、うまーい」って感じ。
料理名を聞くと、「xoi xeo」と「xoi ngo」だそう。
後から調べると、xoiは「おこわ」のことだった。
「xoi xeo」は緑豆入りおこわの上に緑豆ペーストを乗せたもの。
「xoi ngo」はとうもろこし入りのおこわ。
僕たちが食べたのは「xoi xeo(ソイセオ)」、マッシュの正体はポテトではなく緑豆ペーストらしい。
ハノイにはこの「xoi(ソイ)」の有名な専門店もあるらしい。
あー、なんでハノイにいるときに調べなかったんだろう。
行きたかった・・・次回行こう。
気になったのは、ソイに大量の砂糖をかけて食べているじいさんがいたこと。
こんな食べ方があるの?
他のおばちゃんたちは「わたしは嫌よ~」みたいなことを言っていた。
宿移動
を出るときに、「次はどこに行くの?」と聞かれた。
「ハノイにいるけど別のホテルに行くよ」というと、なぜ移動するのか聞かれた。
部屋の清潔度やスタッフの対応、朝食などを5段階で評価するアンケートもあった。
ジーっと見られている前で自分の名前とともにアンケートを記入。
朝食に「2」をつけると、「朝食は良くなかった?」と。
「安くて良かったけど、僕たちは外でローカルフードを食べたかったから。」と答えたけど、プレッシャーの掛け方が半端ない。
宿を変えるということですごく残念そうに見送られた。
いや全然悪い宿じゃなかった。
めちゃくちゃ安かったし清潔感もあったし。
ただagodaで安いプライベートルームの宿を見つけただけなんだ・・・
5分くらい歩いて、予約したゼスティホテルに着いた。
すぐにフロント近くのソファに案内され、温かいコーヒー、紅茶を入れてくれた。
地図をくれたり、いろんな場所の説明をしてくれたり、夜は危ないから気をつけてと言ってくれたり、気配りがすごい。
ダッキムのブンチャー
昼食はダッキム(DAC KIM)というブンチャー(bun cha)の有名な店に行った。
ブンチャーはハノイ名物の一つで、ブン(細い米粉の麺)を炭火焼きの肉や揚げ春巻き、ハーブなどの葉物類と一緒にニョクマムベースのタレで食べる、つけ麺のような感じ。
ダッキムは本当に有名店らしく、2階、3階にも席があり、混んでいた。
つけダレには唐辛子とにんにくを自分で追加できるようだった。
こないだのJICAの人が知り合いの日本人たちに人気と言っていたから、日本人に親しみやすい味かと思いきや、けっこうニョクマムが強い。
これが日本人に人気とは意外な気がした。
苦手な人も多そうだ。
それにしても量が多すぎて腹いっぱいになった。
隣りにいた白人2人組は残していた。
あとで知ったことだけど、外国人が普通に二人分と頼むと、ブンチャー二人分の他に勝手に揚げ春巻きが一人2本ずつついてくるらしい。
おいしかったけどなんかな。
みんな残してるんだからもっと量を減らせないものかね、と思うけど。
有名店だからかな。皿も店名入りのものを使っていたし。
ブンチャー、春巻き、ビールで200000ドン(約950円)。
なかなかうまかったけど高い。もう少し安いといいな。
このときはブンチャーってお高いものなの??と思ってしまった。
後日、街を歩いていると1人前30000ドンでおいしいブンチャーの店がたくさんあったのでどうやらお高いものではないらしい。
昼食後はふらふらしながらホアンキエム湖に向かった。
途中で通ったハノイ大教会はパリのノートルダムにそっくりだった。
そして雨が降ってきたので帰宅。
もともと雨の予報だったし、台風が接近していると情報があったのでとりあえず帰宅。
時間はたっぷりあるし。
今日の夕飯、チェーで〆る
旧市街の飲食店が多くあるエリアに向かって歩いていると、突然すごい煙と人々の喧騒が。
警察や消防隊のような人たちも出動してきていて、騒ぎになっていた。
こんなところでテロだったら怖いなと思っていたけど多分ボヤかなんかだったんだと思う。
ニュースを調べても出ていなかった。
まずは目についた屋台でpho xao bo。
牛肉とフォーを炒めた料理。
ちょっと濃い目の味付けでビールも進む。
牛肉は久しぶり、おいしかった。
続いて屋台のbun rieu。
泥ガニで取ったスープのブン、トマトも入っていた。
別添えでザルにいっぱいの香草つき。この香草にはいろいろな種類があるので、試すのも面白い。
スープはそのままでもうまいし、テーブルに置いてある唐辛子のペースト?を入れると程よい辛さとコクがプラスされてまたいい。
3品目はbun rieuの隣の屋台でお粥。
「中国のお粥よりも米の形が残っていて、米の味がしっかりあった。一緒に出されたこしょうをかけてもおいしかった」byメイ
シメはチェー。
チェーは街なかの屋台などでよく売られている、ベトナム定番のスイーツ。
煮た豆や芋、果物、ナタデココ、タピオカなどの具材を混ぜて食べる優しい味のおやつ。
氷を入れる冷たいものと、そのままの温かいものがある。
宿のすぐ近くのche 4 muaという店。
夜でも店の前には沢山の地元民がいたので人気店のよう。
店を仕切っているお母さんは愛想もいいし、やり取りの英語は通じた。
お母さんおすすめの具(蓮の実、仙草ゼリー、緑豆、タピオカなど)を入れてもらって、17000ドン。
氷を入れると溶けて水っぽくなるけど、冷たいのもうまい。
チェーは本当に好き。
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