2014.2.6~3.6 ポルトガル、モロッコ、イスタンブールを旅行したときのイスタンブールの記事です。
イスタンブール到着、サビハ・ギョクチェン空港からタクシム、スルタンアフメット
イスタンブールに着いたのは23時か24時頃だった。
モロッコのカサブランカからエアアラビアというLCCで、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港に到着した。
イスタンブールには2つ空港がある。
今回到着したサビハ・ギョクチェン空港と、アタトゥルク国際空港の2つで、アタトゥルク空港のほうがよく使われている。
イスタンブールに着いたら翌朝まで空港内で寝ようと思っていたのだが、サビハ・ギョクチェン空港は思いのほか規模が小さく、なかなか寝るようなスペースが見つからなかった。
なんとか寝床を確保して、寝ることができた。
一応24時間オープンしていてよかった。
翌朝、まずはイスタンブール旧市街のスルタンアフメット地区に向かうため、空港のインフォメーションセンターのお姉さんに行き方を教えてもらい、イスタンブールの地図をもらった。
モロッコで知り合ったナオキ君が以前イスタンブールを訪れたことがあるらしく、旧市街のスルタンアフメット地区に安宿が集まっているエリアがあるということを教えてくれた。
スルタンアフメット地区というのはその名の通り、スルタンアフメット・ジャーミィがある地区のことだ。
スルタンアフメット・ジャーミィはブルーモスクとも呼ばれている、あの有名なモスクのこと。
この地区には他にもアヤソフィアやトプカプ宮殿などがあり、世界遺産「イスタンブールの歴史地区」の中心地になっている。
サビハ・ギョクチェン空港からシャトルバスで新市街のタクシム広場に行き、そこから電車(トラム)を2本乗り継いでようやくスルタンアフメット・ジャーミィの前に着いた。
所要時間は覚えていないけど結構かかったと思う。
サビハ・ギョクチェン空港は観光エリアから遠いので、選べるならアタトゥルク空港を選ぶのがおすすめ。
スルタンアフメットに着いたはいいけど、どのあたりに宿が集まっているのかはよくわからなかった。
まあ、まだ昼前だったのでのんびり歩きまわってもいいかな、と初めてのトルコに若干興奮気味だった。
街並みはいままでいたモロッコとも違うし、その前にいたポルトガルとも違うから歩いているだけで面白かった。
いかにもトルコっぽい絨毯屋の前を通りかかった時、店主のじいさんに話しかけられた。
「宿を探しているのか?」
「うん、まあ。」
そしてなぜか店の中に招き入れられ、絨毯を紹介された。
これはよく聞く絨毯詐欺のお決まりパターンだ、でもまだ何も言われていないしここで疑うのは良くないな、と考えながら
「お金ないから」と言うと、案の定、あっさりセールスは終わった。
その後じいさんは紅茶を出してくれた。
トルコではコーヒーより紅茶なのかな?
こういう風に文化について考えて、知れることが旅行の大きな楽しみのひとつでもある。
イスタンブールはヨーロッパとアジアの両大陸にまたがる唯一の都市である。
歴史好きとしても境界フェチとしても、イスタンブールはかなり高ポイントの都市なのである。
そのイスタンブールを訪れて、自分の目で見て色んなことを感じることができるなんて、とても贅沢な気分になる。
じいさんと紅茶を楽しんだ後、知り合いのやっている宿を紹介してくれることになった。
一緒に宿までいくと満室だったが、ちょうど安宿の集まるエリアに着いたので、ありがたかった。
それからしばらく探してようやくいい宿を見つけた。
部屋は割と広く、10人以上のドミトリーだったけどオープンな雰囲気で、テラスが付いていたのも良かった。
値段も手頃だったので、この旅最後の宿はここに決まった。
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