【2017 アルメニア⑤エレバン】エチミアジン大聖堂

スポンサーリンク
スポンサーリンク

メイです。

世界旅行記、2017年8~9月のアルメニア編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。

[+旅のルート]↓をクリックすると、各国の旅行記ページに飛ぶことができます。

旅のルート
東京→香港中国ベトナム中国②ラオスタイラオス②タイ②ミャンマータイ③インドバングラデシュインド②ネパールインド③パキスタン中国③→東京→タイ④マレーシアイランアルメニア→ジョージア→トルコ→チェコ→ドイツ→オランダ→スイス→ドイツ②→ウクライナ→ポーランド→ハンガリーセルビア→マケドニア→アルバニア→コソボ→モンテネグロ→ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→クロアチア→スロベニアイタリア→ポルトガル→モロッコ→ドイツ③→キューバ→メキシコ→グアテマラ→メキシコ②→コスタリカ→パナマ→コロンビア→エクアドル→ペルー→ボリビア→パラグアイ→ブラジル→ドイツ④→フランス→日本
2017 世界一周 コーカサス
旅行記旅のコラム宿情報旅の情報

エチミアジン大聖堂

2017/8/31 アルメニア エレバン

朝ごはんを食べて、10時半ごろにリダの家を出発。
今日はエチミアジン大聖堂に行く。

エチミアジン大聖堂は、アルメニア人の主な宗教「アルメニア教会」の総本山であり、世界遺産だ。
アルメニアは、4世紀に世界で初めてキリスト教を国教と定めた国で、この大聖堂は世界最古の教会だと言われている。

アルメニア教会については昨日の日記に書いたので、ぜひ読んでほしい。

【2017 アルメニア④エレバン】アルメニア教会のお勉強
二日酔いをなんとか昼まで治し、アルメニア歴史博物館と聖グリゴル・ルサヴォリチ教会へ。マルシュを2回間違えながらも無事帰宅。

マルシュルートカでキリキアターミナルまで行き、203番マルシュに乗り換えて大聖堂の前まで。(1人250ドラム)

マルシュに乗っているとき、あとから入ってきたおばさんがどこかで転んだのか肘を怪我していたのでバンドエイドを渡すと、無表情で「ああ」みたいな感じで受け取って普通に貼っていた。

反応薄っ!
お礼はいいからせめて笑顔だけでも見せて……

エチミアジン大聖堂に到着。
敷地はかなり広い。

ちょっと工事中で残念。

中は撮影禁止。

天井はドームで、装飾が細かい。
どちらかと言うとモスクっぽい雰囲気だ。
余計なものがなく、祈るための場所、という感じだろうか。

正面にはまたイエスを抱いたマリアがいた。

古いためかとても簡素な空間で、あまり厳かという感じはしなかった。
昨日行った聖グリゴル・ルサヴォリチ教会と同じく、舞台のような作りで映画館とか講堂に来たような、そんな気分になった。

わたしが今までに訪れた西ヨーロッパのカトリック教会と比べて、あまり神聖な雰囲気を感じなかったのは、建築や像、ステンドグラスなどによる芸術性の高さが感じられないからだと思った。(悪く言えば、芸術性の高さをうまく利用して、神だと勘違いさせている。)

「現実離れした美しさ、精密さ、豪華さ。こんな空間に来たら、多くの人が”オーマイゴッド……”
と言ってしまうだろうな」と、西ヨーロッパの教会に行くたびに思っていた。
ステンドグラスの光が教会の真ん中に差し込んでいるのを見て、わたしですら「あそこには神がいそう」と思ったくらいだから。

とにかく、このエチミアジン大聖堂に来ても、厳かな気持ちや、もう少しここに座っていたいという気持ちにはならなかった。
信仰心がない者がここに来てもあまり何も感じなかったのは、ある意味本物っぽいとも言えると思った。

併設の宝物館へ。(1人1500ドラム)
ここには、イエスが刺されて殺されたという「ロンギヌスの槍」や「ノアの箱舟の破片」が展示されている。
信仰心のない者が見ても、嘘っぽくしか思えないのは仕方のないことだと思う。

大聖堂を出て帰ろうとすると、敷地内にかわいいかわいい子猫が3匹いた。
あまりベタベタ触れないので、右手だけを使って触る。

いままで猫に(というか動物に)わたしほど興味がなかったシュンが、だんだん猫好きになってきて、猫好きなわたしとしては嬉しいばかり。

こうやって触るといいんだよ、とか、それは嫌がるからやめなよ、とか横からいろいろ口を出したくなるけれど、我慢我慢。

帰りは203番マルシュが反対車線で待っていたので、スムーズに帰れた。

途中で乗ってきた人が座れないで立っていると(マルシュはバンなので立っているのはなかなかキツイ)、最初から座ってた男性が「バッグを持つよ」と言って、他人のバッグを持ってあげていた。
これがこの国のマナーか。

マナーといえば、マルシュや電車でもうるさくおしゃべりする人はいない。
割とおとなしめな国民性なのかな?と思う。

わからないことを聞くと優しく教えてくれ、聞かないと放置してくれるので、私たちにとってはとても居心地の良い国だ。
親切にしてくれた人と、男女関係なく握手できるのもいい。

昼ごはんはキャベツリゾット。
おかゆっぽくなっちゃった。

気になっていた白い飲み物も買ってみた。
あんまり甘くない炭酸ヨーグルトみたいな味だったかな。忘れた。

シュンは、パソコンでサッカー日本代表の対オーストラリア戦の観戦。
このためにエチミアジンから帰ってきた。笑

シュンが試合を見終わる5分前くらいに、わたしのLINEにW杯出場決定の速報が来て笑った。

夕方シャワー屋に行ったあとに、市場でキャビアを探したけれど見つからなかった。
アルメニアでキャビアの瓶を安く買えるというのはまぁまぁ有名な話だと思っていたのに、店員さん2人には画像を見せても「???」状態で、しまいにはブラックオリーブのところに連れてかれた。
キャビアの存在を知らないのか?!

諦めて帰って、夜ごはんのパスタ作り。
缶詰を開けるのに手間取りすぎて、パスタが給食のソフト麺みたいになってしまった。

▼ザクロワイン

りゅうたさんが、私たちの明日の予定を気にしている。
明日チェックアウトするから、お別れの挨拶ができるかを気にしてるのかなと思いきや、「いや~最後に~リダさんと写真撮りたいから~シャッター押してくれないかなと思って~(茨城弁)」。

なんやねん!笑
この人はほんとにおもしろい。

空気感と空気

2017/9/1 アルメニア エレバン

朝ごはんは、パンとトマトと茹でソーセージ。

ソーセージは1本ずつビニールにくるまっていたのだけれど、ゴミ箱に入れたそのビニールを、くいしんぼう猫がバクバク食べていた。

!!!!!!!!!
普通ペッと出すでしょ!
止めなければずっと食べ続けてたよこの猫!

急いで止めたけれど、やっぱりこの猫、目か鼻か舌がおかしいと思う……
今食べたものが上からでも下からでもちゃんと出てくれ……

今日は一日パソコンをするゆっくりデーにした。
いろんな調べ物や溜まった作業をやらねば。

昼ごはんは、イランで食べた料理を参考に、オムレツ的なものを作ってみた。
これをパンですくいながら食べる。
おいしいし楽チンでいい。

外で作業をしていると、気持ちよくて気持ちよくて!
なんでこんなに気持ちが良いんだろう。

光、明るさ、日差し、気温、木、陰、日陰、静けさ、洗濯物、猫、心、落ち着き、水たまり、健康、紅茶、シナモン。

こういうのって、言葉や写真で伝えるのは難しい。
どんなにうまい小説家や写真家がここの「空気感」を伝えたって、「空気感」は伝わるかもしれないけれど、それは「空気」でない。

誰かの作品や何かを通してではなく、自分の体で直接こういうことを感じられるのは、本当に幸せだと思う。

▼リダの孫アラムがちょっかい出してくる

パソコンをしながら、イランで買ったくるみを食べていたら、2口目で気づいてしまった。
袋の中でな~んか動くものが見えるんだよな~、と思ってじっと見ていたら、虫だった!!
すぐに吐き出す。

あ~あ。でももう食べちゃったなきっと。
羽のついたアリみたいなのと、その幼虫みたいな白いやつ。
はぁ。。。。めちゃくちゃ落ち込んだ。

夜ごはんは、この間りゅうたさんと一緒に行ったお店でボルシチをテイクアウトしてきた。
それと、チキンのキャバブ。

ボルシチは初めて食べたけれど、想像と違った。
もっと豆があってどろどろしたイメージだったけれど、色が赤い野菜スープみたいな。
万人に受けそうな味。好きだ!

▼クリームチーズにレーズンが入ったもの。激安つまみ。

明日は蚤の市に行く。

Comments

タイトルとURLをコピーしました