【2017 イラン⑧バンダル・アッバース~シーラーズ】シーラーズ観光

これまでの旅のルート
東京→香港→中国→ベトナム→中国②→ラオス→タイ→ラオス②→タイ②→ミャンマー→タイ③→インド→バングラデシュ→インド②→ネパール→インド③→パキスタン→中国③→東京→タイ④→マレーシア→イラン→アルメニア→ジョージア→トルコ→チェコ→ドイツ→オランダ→スイス→ドイツ②→ウクライナ→ポーランド→ハンガリー→セルビア→マケドニア→アルバニア→コソボ→モンテネグロ→クロアチア→スロベニア→イタリア→ポルトガル→モロッコ→キューバ→メキシコ→グアテマラ→メキシコ②→コスタリカ→パナマ→コロンビア→エクアドル→ペルー→ボリビア→パラグアイ→ブラジル(現在地)

メイです。

現在はブラジルのサンパウロです。
かれこれ3週間くらいいます笑
毎日、一時的に雷雨が降ります。

バンダルからシーラーズへ

2017/8/10 バンダル・アッバース

お別れ

朝起きたのは11時半。
だいぶ寝ちゃったなぁ。昨日遅くまで盛りあがったもんなぁ。

アリアが野菜たっぷりの特製ダルを作ってくれた。
めちゃくちゃおいしかった。
イランは塩と油でご飯を炊くので、それに負けないスパイスの香りや酸っぱさ、しょっぱさのあるものが最高に合う。

食べたらまた眠くなってきた。
アリアいわく、さっきダルと一緒に飲んだドゥーグ(イランのしょっぱいヨーグルトドリンク)を飲むと眠くなっちゃうんだそう。ほんとに?

みんなさっきまで寝てたくせにまた昼寝。
そして起きたら17時半!
どんだけ!!

急いでパッキングをし、両替をしに行ったり、アリアの事務所に行ってパソコンをやったり。

そしてついに6日間滞在したバンダルを出て、アリアとお別れのとき。
ちょっとお世話になりすぎちゃったな。
ありがとうアリア。
次来るときは必ず冬に(夏のバンダルは暑すぎて「次は冬に!」が合言葉みたいになってた)。
そして日本に来たときは全部任せてくれ!

GOD PLEASE HELP ME

私たちが乗るシーラーズ行きのバスの前面には「GOD PLEASE HELP ME」と書いてある。
そんなに現世が辛いのかい、それとも地獄が怖いのかい。
宗教についての勉強はまぁまぁしているけれど、宗教にすがる人の気持ちはまだわからない。

22時半に出発。

アリアの強い勧めでVIPシートにしたので、3列シートでリクライニングもかなり倒せるけれど、クーラーが寒すぎる。
ウルトラライトダウンを着ながらぶるぶる震えてた。
GOD PLEASE HELP ME……

途中、警察の検問のようなものがあって、荷物はそのままで全員降ろされた。

そしたら首輪を付けていない犬がすごいスピードでバスに入って行ったから、「あ!野良犬が勝手にバスに入った!」と思ってびっくりしたけれど、麻薬探知犬だった。
お仕事ご苦労さまです。

今日は本当に寝てしかいないから、夜寝れないだろうなと思ったけどガンガン寝た。
どんだけ!!

シーラーズ観光と楽しめない気持ち

2017/8/11 シーラーズ

歩こう

朝7時にシーラーズのバスターミナルに到着。
目星をつけておいたホテルまでタクシーでいくらか聞いてみたら高かったので、歩くことにした。

イランでは最近人にお世話になりすぎてだらけてしまった部分もあり、なんだかちょっと旅の調子が出ない。
歩きはじめて、「ああやっぱりタクシーに乗らないでよかった。うちらの旅はこうだよね」とちょっと取り戻した感じがした。

25分くらい歩いてホテルに到着。
部屋はなかなか。設備もいい。

交渉して、550,000リアル(約1600円)で決定。
ちょっと高いけど、イランではたぶんこんなもん。

イラン シーラーズで私たちが泊まった安宿、Entezar Hotelを紹介します。

ピンクモスク(マスジェデ・ナスィーロル・モルク)へ

バッグを置いて、そのまま出かける。

まず、ステンドグラスの反射で有名なピンクモスク(マスジェデ・ナスィーロル・モスク)へ。
入場料150,000リアル。

夏は情報通り外からカーテンがされていたし、反射角度の大きい朝じゃないけど、十分きれいだと思った。

▼冬の朝はこの辺まで光が反射するらしい

モスクの外の建物もとても美しい。

「ピンクモスク」と呼ばれるのはピンク色のタイルが多用されているからだとWikipediaに書かれていたけれど、全体的にはやはり青が基調だと思った。
だけど、他のモスクと比べたらピンクが多いのかもしれない。

▼この辺とか?

▼この辺も?

それにしても本当にすごい。
どこを切り取っても最高だ。

ここで、日本語ペラペラなイラン人に話しかけられた。
名前はビジャンさん。西荻で店をやっていて、今回は店の日本人従業員たちを連れて旅行に来ているのだそう。

写真撮りましょうか?とか、何か質問したいことやわからないことはありますか?と聞いてくれた。
せっかくなので、ペルセポリス遺跡への行き方を聞いたら、周りのいろんな人から情報を集めて教えてくれた。

LINEを交換して、また何かあったら聞いてねと。
(あとでチェックしたらとても丁寧な返事が来ていて驚いた。それに、カタカナも漢字もOKとは!)

ああ、なんて親切なんだろう。びっくりするくらい優しい。

シャー・チェラーグ廟へ

ビジャンさんたちに別れを告げて、歩いてシャー・チェラーグ廟へ。

▼途中の道。とても天気が良い

いつも写真を撮ってと頼まれるのはわたしなのに、珍しくその座を奪われたの図。
やはりイランでは異性とこんなふうに写真を撮ったりするのはタブーなんだろうか。
このあと4人くらいと順番に写真を撮るシュン。嬉しそう。

シャー・チェラーグ廟の近くに着いた。

そこにいたスカーフを崩してかぶっていた若い女の人が、通りかかったおばさんに注意されてた。
神聖な場所なんだからしっかりかぶりなさい!という感じで。

私たちは入り口でスタッフに呼び止められ、英語の文章を見せられる。
「先に荷物を預けて、ここで英語ガイドが来るまで待ってください。そして女の人はチャドルを着用してください」という内容。

荷物を預けて戻ると、女性ガイドがチャドルを着せてくれた。
よかった~無料で貸してくれるんだ。

▼カオナシ……

ハンガリー人夫婦と一緒に見学。
ガイドのファーティマさんは英語がペラペラでしゃべるのが速いのと、ハンガリー人夫婦の質問レベルも高くてほとんどよくわからなかった。笑

かなり広い。
そして目が開けられないほど日差しが強く感じた。

▼二人羽織りみたい

シャー・チェラーグ廟は14世紀に建造され、ここで祀られているのは第7代イマームの息子であり、第8代イマームの兄弟でもあるアフマドとムハンマド。
アフマドの通称がシャー・チェラーグ(光またはランプの王という意味)というのだそう。

中にはイスラム教徒しか入れないので、手前の絨毯のところから覗いただけだけれど、圧倒された。
こんなギンギラピカピカなのは見たことがない!

輸入するときに鏡が割れてしまうから、こうやって細かい鏡を貼っている、と言っていた気がした。

昼ごはん

お昼ごはんを食べるところを探すけれど、やっぱりフェラフェルとかハンバーガーの店しかない。

探し続けていると安いお店があったので、結局バーガー。
イランのバーガー系に使われているパンは分厚くてパサパサで、毎回途中で飽きてしまう。

宿に帰る前に、シーラーズで有名な安宿「Niayesh boutique hotel」の値段を聞きに行った。
ドミは11ドル、ダブルはシャワーなしで30ドル。

数年前の地球の歩き方に載っていた安宿3軒にも聞いてみたけれど、べらぼうに高くなっていて全部3000円くらい。

今泊まってるところは破格だな。

夜ごはん

夕飯の店もなかなか見つからない。
ケバブ屋はたくさんあるので7軒ほど見たけれど、どこも高い。
スーパーも八百屋もないし、そもそも宿にキッチンがないからどうしようもない。

21時近い時間でも城塞の周りは人だらけ。
ピクニックをしている人も多い。
イランはこの時間はまだ夕飯前の軽食の時間で、紅茶を飲んだりアイスやシェイクを飲んでいる人がたくさんいる。

歩いて歩いて、やっぱり結局サンドウィッチ。
でもいつもと違ってミントとコリアンダーシードが入っていて、爽やかなサンドだった。
新しい味を感じられた、それだけで嬉しい。

▼フェラフェル(豆のフライ)

▼揚げソーセージ

楽しめない気持ち

こういう食に対しての発見とか感動とか、インド以降あまりできていない気がする。
コレ!という料理に巡りあっていないせいもあると思う。

食がピンとこないと、旅がパッとしない。
ちゃんと入り込めていない自分たちのせいでもあるし、中国や東南アジアに比べたら、南アジアやイランは(外食の)バリエーションが少ないというのも少しはあるかもしれない。

イランはそれに加えて料理は高いし、唯一安く食べられるサンドはあまり好きになれないし、スーパーも市場もないし、宿にキッチンはないし、なのに宿は高いし。

やっぱり食事が楽しめないのは精神的に相当キてる。
このままこの食事がずっと続いたら蕁麻疹が出そうだ。
せめてサンドがベトナムのバインミーくらいおいしかったらなぁ。

そんな気持ちで歩いていると、若者からは「チンチャンチョン」と言われるし、店のおじちゃんには「ヘイチャイニーズ!」と言われるし、前から来た人に軽く通せんぼされたり。
構ってほしいだけかもしれないし、悪気はないかもしれないけど、下手すりゃキレてしまいそう。
自分だって嫌でしょう、「ヘイアラブ人!」とか言われたら。(イラン人はアラブ人と一緒にされるのをすごく嫌がる)

旅人には、「そんなこと日常茶飯事なんだから気にしてたらキリなくない?」という人もたくさんいる。
でもわたしはすごく気にしいなので、けっこう引きずる。

せっかく今まで優しくしてくれた人たちは、きっとイランでいい思い出を作ってもらいたい、イランを好きになって欲しい、と思って私たちにしてくれただろうに、こんな気持ちになることが申し訳ない。

だからといって、チャラになるっていうものでもないし。
残念だけど、そういう人も優しい人と同じくらいいる、というのがわたしの中のイランの印象だ。

今日は夜行で移動してきてそのまま1日中歩き続けたから、体力的にも疲れてるのもあってダメダメだ。
こういうのって、自分の気持ち次第だってことはもうわかってるのにな。

宿のシャワーを浴びる気にもならず、(シャワーまで遠くて面倒なのと、シャワーを浴びに行くのにスカーフをするのが面倒)ぐったりそのまま眠りについた。

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