メイです。
世界旅行記、2016年10月の中国編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
深セン1日目
2016/10/4 中国 深セン
深センに到着し、空港で予約したCOLOUR (深圳卡羅精品酒店東門店)ホテルにバッグを置いて、とりあえず街に繰り出した。
昼ごはん
永遠と繰り返される宣伝文句の録音がうるさい「来碗面」という店で、遅めの昼ごはん。
三鮮面(10元=約150円) と牛肉面(15元=約225円)と青島ビール(6元=約90円)。
▼三鮮面
▼牛肉面
三鮮面はきくらげとしいたけを刻んで、濃い目に味付けされたものが乗っかっていた。
牛肉面の方は若干スターアニスの味がする。
スターアニスとは八角とも呼ばれ、中国ではよく使われる香辛料だ。
嫌いではないけれど、好んで食べたくはない。
以前台湾に行ったとき、何を食べてもこの味がして、悪い意味で気になるようになってしまった。
今回の麺は、そこまで香りがきつくないのでおいしく食べられた。
どちらもチンゲン菜、パクチー・ネギ・セロリなどの香味野菜が入っていて、麺は柔らかめで少し平たい麺。
深センを代表する繁華街「老街」へ
深センを代表する繁華街、老街はすごい賑わい。
屋台や洋服屋が並び、若者や家族連れの人たちでごった返している。
「多芒了」というお店のモリモリのマンゴードリンクが激流行りしているらしく、そこかしこで売っている。
なんと量は1リットルで、値段は30元(450円)だったかな?
しかも2つ目は半額っぽいことが書いてある。
何人かでシェアして食べるものだと思うけれど、ひとり1つ飲んでいる人もけっこういる。
すごい・・・
カー、ッペ!
若者が次々とマンゴードリンクを買っていく中、道の端ではオヤジが片方の鼻の穴を押さえてくしゃみをし、もう片方の鼻の穴から勢い良く鼻水を噴射している。
それを道の端にふんっと出して捨て、そのまま何事もなかったかのように歩き出した。
他の道の端では、母親が幼児を足ごと抱え、小便をさせている。
これは日常茶飯事で、幼児用のズボンはおしりの部分に穴が開いたものが売られている。
他の道の端では、カー、ッペ!とタンを吐いている。
その回数を見るのは、日本でのそれと比にならない。
カー、という音がしたら、ッペ!が来るぞ!と思ってまず間違いない。
こうして文章を書いている間にも、宿の他の部屋からカー、が何度も聞こえてくる。(室内ではどこでッペ!をしているのだろう)
ふつうに生活をしていて、どうしたらそんなにタンが出るのか、本当に不思議でたまらない。
道でタンを吐くのはほとんどが中年の男性だけれど、こぞってなにかの病気なんじゃないかと心配になる。
道の端ではさまざまな困難があると思い、ならば道の真ん中を歩こうと思っていたけれど、
昨晩ある男性が、宿のロビーの自動ドアを開けてッペ!、っとしたのを見て、別に道の端とかじゃないのかも、と思った。
駅などでは柱の隅に出す人もいたけれど、ゴミ箱に直接出す人も何人も見た。
自分にとって「外側」と思えばどこでもいいのかもしれない。
と、思ったけれど最近新しく「人間の体から出るものは汚くないと思ってる説」もわたしの中で浮上してきた。
これならむしろ、汚くないものをわざわざ道の端に出そうとしていることは、良いマナーなのかもしれない。
というのには少々無理があるのかもしれないけれど、このことについては今後も調査を続ける。
ここまで汚い話ばかりで申し訳ないけれど、やっぱりこれがわたしにとっては衝撃的なことだったのだ。
欧米や東南アジアを旅行したことはあるけれど、どこの国でもこのような光景にあったことはない。
中国は汚い!ということを言いたいわけではない。
ただこれが、中国が他の国とは違う点のひとつだと思うのだ。
それともうひとつ、中国が他の国と違うことといえば、英語が全くと言っていいほど通じないこと。
たま~に若い人が通訳を買って出てくれることもあってありがたいのだが、 ほとんどの場合、何をするにもジェスチャーゲームか筆談が必要になる。
宿の受付の人に、部屋に置いてあった水はタダなのかと英語で聞いたら、やっぱり通じなかった。
以前中国に来たときも、English、Japan、toilet、hotelなどの単語は何も通じなかったので、わかっていたけど。
筆談で「水 無料?」では通じず、「水 no money?」と書いてやっと通じた。
waterやfreeはわからなくて、moneyはわかるんかい。中国らしい。
その前にお前が中国語勉強しろって?
いまちょっと勉強中です。
わたしたちは見た目は中国人とさほど変わらないので、 お店なんかでは中国人と間違えられてか、バーっと中国語で話される。
わたしたちに中国語がまったく通じないとわかってからも、なぜか中国語で説明を続けられる。
英語で話したって、中国語で返される。
たぶん、中国へ来る観光客というのは、場所にもよるが国内からばかりで、海外からの観光客はあんまり来ないのだと思う。
今まで行ったことのある北京、昆明でも欧米人や日本人らしき観光客はほとんどいなかった。
英語を学ぶ必要がないんだろう。
中国は、中国語がしゃべれないと、かなり旅行のしずらい国だと感じる。
おまけ
タイトル:子供の髪型。
辮髪の子を見たのはまだ一人だけです。
タイトル: おはし。
海外に来たな~って思います。
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