【2017 ウクライナ⑰キエフ】椿姫と初めてのジュー

スポンサーリンク

世界旅行記、2017年11月のウクライナ編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。

[+旅のルート]↓をクリックすると、各国の旅行記ページに飛ぶことができます。

旅のルート
東京→香港中国ベトナム中国②ラオスタイラオス②タイ②ミャンマータイ③インドバングラデシュインド②ネパールインド③パキスタン中国③→東京→タイ④マレーシアイランアルメニアジョージアトルコチェコドイツ→オランダ→スイス→ドイツ②ウクライナ→ポーランド→ハンガリー→セルビア→マケドニア→アルバニア→コソボ→モンテネグロ→クロアチア→スロベニア→イタリア→ポルトガル→モロッコ→ドイツ③→キューバ→メキシコ→グアテマラ→メキシコ②→コスタリカ→パナマ→コロンビア→エクアドル→ペルー→ボリビア→パラグアイ→ブラジル→ドイツ④→フランス→日本
2017 世界一周 ウクライナ
旅行記旅のコラム宿情報旅の情報
スポンサーリンク

椿姫

2017/11/3 ウクライナ キエフ

9時半に起床。
ウクライナに来てから、同室の人たちも起きるのが遅くて流されてしまう……というのは言い訳。

今日は1日ゆっくり過ごし、19時からオペラを見に行く。
夜ご飯を食べて、いつもよりちょっと小ぎれいに身繕いして出発。

私たちの席は、一番安い一番後ろの席。
柱の近くだけど舞台は見えるし、値段は2人で40フリブニャ(約170円)なので、全然問題なし。

今日の演目は、「椿姫」(ラ・トラヴィアータ)。
オデッサで観たのはバレエ(くるみ割り人形)だけれど、今回はオペラだ。

観てわかるかな?
一応あらすじは予習してきた。

幕が開いた。

結論はと言うと、全然わからなかった。
バレエと違って歌(会話)でシーンが進んでいくので動きが少なく、衣装や舞台装置もあまり変わらないので、今どういったシーンをやっているのかを理解することができなかった。

でも、歌っていない人たちの細かい演技はおもしろかった。
人生で初めてのオペラ。
とりあえずこんな感じなんだな、ということは経験できたのでよかった。

とぼとぼ帰る。

初めてのジュー

宿に戻ると、クリスが「オペラどうだった?」と聞いてきた。
それを聞いた別の人が「オペラ行ったの?何観たの?」と話に入ってきた。

彼はの名前はアーロン、24歳。
「ビットコインが超下がってる!買いたい、買わなきゃ!」と、共有スペースにあるスタッフのPCを使おうと勝手にカチャカチャやっているが、パスワードがわからないのでスタッフが来るまで待っているみたいだ。

アーロン「ビットコイン持ってる?」
シュン「いや、イーサリアムなら」
アーロン「今ビットコインの買い時なんだ!ナウ!」

画面を見せてくれたけれど、たしかに下がっている。
それならと、シュンも勢いで5000円分だけ買った。

ハイスクール・ミュージカルのザックに似た彼は、イスラエル人だ。
両親がソ連時代にモスクワにいて、ソ連崩壊のときにイスラエルに戻ってきたから、両親とはロシア語で話すらしい。
そして今は両親のルーツ、旧ソ圏を旅して周っているんだと。

イスラエルには兵役があり、彼はそれを終えてから来たみたいだ。
男は3年、女は2年。給料はほぼ出ないらしい。

シュン「Are you Jew?(あなたはユダヤ人?)」
答えは「Yes.」

わたしは「ユーアーマイファーストジューだよ!」と興奮してしまった。

わたしはもともと宗教に興味があったけれど、旅に出てからさらにいろいろ知りたくなり、宗教の本をKindleでいろいろと読んでいた。
本を読んでいるときに、ユダヤ人に話聞いてみたいな~とつぶやいた、その未知の存在ユダヤ人が今目の前に!

彼は「まじかよ!君のはじめてのユダヤ人ならちゃんとしなきゃいけないな」と言っていた。

初めてのジュ~
君はジュ~

ということで2人でいろいろ話を聞かせてもらった。

イスラエルの物価のこと。
「物価は高い。水1.5Lで3ドルとか。イスラエルは周りの国から嫌われてるから、なんでもアメリカやイギリスから飛行機で輸入しなきゃいけない」とのこと。

給料のこと。
「平均4000ドル/1か月くらい」
何歳の平均のことだったかは忘れた。

アプリのこと。
「イスラエルではFacebookよりもInstagramが主流。あと、LinkedIn(リンクドイン)も人気」
リンクドインとはビジネスに特化したSNSだそうだ。わたしは初めて聞いた。

わたしは宗教について聞きたかったことを頭フル回転で探す。
「頭に乗っけるキッパは?」
「それは聖職者(宗教熱心な人?)だけしかしないよ~」
だよね。

「毎日お祈りってするの?」

だめだ、「日本には侍がいるの?」くらい稚拙な質問しか出てこない。

答えは「祈らないよ」
「僕の1160人のFBの友だちがいるだろ?その中の誰ひとりとして祈らないよ」

ええええええ
せめて1人くらい……

本には、”国を持たず(今はあるけど)全世界に散らばるユダヤ人がユダヤ人たる所以は、ユダヤ教を信仰しているかどうかだ”、などと書いてあったけれど、それはもう昔の話で、親がユダヤ人だと子供は自動的にユダヤ人になるから、別に信仰心がなくてもユダヤ人なんだよなぁ。
ユダヤ人=ユダヤ教徒ではない。

「ユダヤ人は勉強熱心で頭がよく、商売がうまいとか、お金が好きだというイメージがあるけれど?」
「ん~お金や経済について勉強することは好きだよ」

だって彼との出会いはビットコインだもんね。

それと、少し話せばわかったが、彼は1言えば10理解する地頭のいい人だった。
日本語を教えれば発音はいいし覚えは早い。
「つまりそれはこういうことか!」とどんどん自分のものにしていく。

ユダヤ人は頭がいいというのは、わたしの統計1人目のユダヤ人によると、今のところ正しそうだ。

彼は、女が好きそうで、足に入れ墨をしていて、サーフィンが好きな普通の若者だった。
本に書いてあることがすべて真実ではないことくらいわかってはいたけれど、やっぱり自分で確かめられると嬉しいな。

でも、彼にはちょっと失礼なことをしてしまったと思う。
わたしはアーロンではなく、「ユダヤ人」として彼を見てしまっていたから。
ユダヤ人なら誰でもよかったんだろう、と言われても何も言えない。

デンマークの教師

寝る前には、共有スペースでデンマーク人のおじさんと話した(名前は聞き忘れた)。

目が合っていきなり「じゃあ、君たちのストーリーを聞かせてよ」と言われ、「え?何?ストーリー?馴れ初め?」と笑いそうになってしまったけれど、旅について話せばよかったらしい。

彼はデンマークで教師をしていて、長くは休めないのでこうやってショートトリップを頻繁にしているらしい。

昔日本にも来たことがあって、「日本は礼儀正しくてモラルがあり、とにかくすごくちゃんとしていた。ちょっとちゃんとしすぎなくらい集団主義に感じたけれど、別に悪い意味ではない。ヨーロッパはもうちょっとカジュアルだから。」とのこと。

「日本人はものすごくクレイジーに働くでしょ?君たちは日本では変なんじゃないの?仕事をやめてこんな長く旅をするなんて。」って。
そのとおり。

「日本では2週間の休みを取るのも難しいし、1ヶ月の休みなんてほとんど誰も取れないよ」と言うと、「デンマークでもあまり変わらないよ」と彼が言う。
え、嘘でしょ?

「デンマークでは公式には1ヶ月半くらい休めるんだけど、仕事によっては実際にはそんなに休めないんだ。」と。

彼の英語はちょっと癖があって完全には理解できなかったけれど、福祉大国のデンマークでもそういうこともあるらしい。

まぁでも話を聞いている限り、彼は教師をしながらかなりの国に行っているみたいだから、それでもやっぱり日本の働き方とは比べ物にならないだろう。

今日は一気にこの宿の人たちと仲良くなれた日だったな。
いろいろ新しいことも知れたし、英語の練習にもなった。

明日この宿を延泊できないのが惜しい。

ウクライナ キエフで泊まった安宿3つ
ウクライナのキエフ(Kiev)で私たちが泊まった安宿、ホステルVショコラディ、ボルシチホステル、ホステルオリムピスキーを紹介します。
Profile
夫婦で世界旅行。旅行記や旅の準備について書いています。 現在はワーキングホリデーでフランスに滞在しています。
スポンサーリンク
-Short video by Firework-
unusual

Comments