【2017 ミャンマー⑲ バガン】サンセットはシュエサンドーパゴダで

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【旅のルート】

東京→香港→中国→ベトナム→中国②→ラオス→タイ→ラオス②→タイ②→ミャンマー→タイ③→インド→バングラデシュ→インド②→ネパール→インド③→パキスタン→中国③→東京→タイ④→マレーシア→イラン→アルメニア→ジョージア→トルコ→チェコ→ドイツ→オランダ→スイス→ドイツ②→ウクライナ

メイです。

リアルタイムでは、ウクライナのポルタヴァというところにいます。
中国で会ったウクライナ人の友達の家にお世話になっていて、昨日その友達の誕生日パーティーだったんです。

途中まで20人くらいと楽しく踊ったりみんなの手作りワインやウイスキーを飲んでたんですが、気づいたら朝で、二人ともベッドの上で寝てました。

二人とも途中から全く記憶がなく、こんなことははじめてでびっくり。
睡眠薬でも仕込まれたか?ってくらい本当に何にも覚えてない。途中まであんなに楽しかったのに・・・

二日酔いもなかなか治らないなか、ウクライナ人は昼から飲みなおしてました。

あぁ、、情けない、、、

2017 世界一周 ミャンマー
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サンセットはシュエサンドーパゴダで。夜は自炊で。

2017/2/11 バガン(ニャウンウー)

昨日は、夜中の2時頃に宿に着いて、ロビーのベンチで寝かせてもらっていたけれど、朝の5時くらいにスタッフに起こされた。

▼昨日の日記

【2017 ミャンマー⑱ マンダレー~バガン】夜中2時の優しさ
インドビザを無事受け取り、マンダレーを出て夜行バスでバガンへ向かうが、夜中の2時に到着してしまった。

早朝にチェックアウトをした人がいたらしく、その部屋で寝かせてくれるとのことだった。
まだ掃除をしてないけど、ベンチで寝るよりベッドで寝たほうがいいだろうと、部屋を開放してくれたのだ。

9時すぎにベッドで目が冷めると、本来の私たちの部屋に移動させてくれた。

あぁ、ミャンマーの人優しい本当に。

お昼ごはん

レンタサイクルを借りて、まずは昼ごはんを食べにマーケットへ。
でも、この時間はもう終わりかけなのかシケていた。

モヒンガーをやっているお店があったので頼むと、麺がなくなったからスープだけタダでくれた。
モヒンガーはやっぱり朝しかないんだね。

▼スープだけだけどタダでくれるの優しい

あそこにミャンマーフードが食べられるところがあるよ、と教えてくれたけど、そこはヒンが1つ2000チャット以上したのでやめた。
バガンはやっぱり観光地価格なのか?

マーケットを出て、適当な店に入ってシャンヌードルを食べた。

このシャンヌードルが、スープなし油ギトギトで口に合わなかった。
塩味はなく、油の味しかしないのがきつかった。
口をすっきりさせるためにコーラを買ったら、ミニ細缶で1000チャットもした。

この店はWi-Fiフリーを謳っているけど、繋いでみたって使えない。
ミャンマーのWi-Fi事情はなかなか厳しい。

バガン遺跡群へ

気を取り直して、バガンの遺跡群へと行ってみることにした。

自転車を漕いでいると、思っていたよりもすぐに遺跡群が現れた。
ニャウンウーからこんなに近いのか。
Eバイクなんていらないじゃん。

思ってた荒野っぽいのとは違って、舗装されたコンクリートの大きな道があって、その両サイドにパゴダ(仏塔)が点在している。
想像ではもっと開けているイメージだった。

気になったパゴダの前で自転車を止めて、見学する。
パゴダのひとつずつに、説明書きなどはない。

大きくて有名なパゴダには、周りにお土産屋が連なり、絵を売る人やジュースを売る人たちがいる。

▼立派な遺跡にテンションがあがり気味で、普段はしないポーズをしてみせるシュン

▼同上

途中でラペイエ休憩を挟みながら。

夕方が近づき、サンセットが見れるところを探していた。
道の途中にあった地図を見ていると、バイクに乗ったミャンマー人の若者が「May I help you?」と聞いてきてくれた。

夕日がきれいに見えるパゴダはどこかと聞いたら、「ここから見えるあそこがいいよ、そこは人もいなくてきれいだよ」と教えてくれた。

「じゃあね!」とバイクで去っていったので、なんて親切なんだと感動しながら教えられたパゴダに向かったら、行く途中の道でさっきの若者が待っていた。

あれ、これ案内してくれる系?
ツアー代とか取られる系?

一緒に小さいパゴダに入ると、ライトで色々照らしてくれる。
ガイド料なら払わないよ、と言おうと思って、「あなたツアーガイドですか?」と聞いたら、「違うよ!絵描きだよ!」と。

絵描きなのか。

中の絵をライトで照らして、「この部分の絵を描いてるんだ」とか「ここは僕のホームだ」とか言ってたから、あーもしかして絵の修復とかやってるのかな?だからここに通いつめて直してるわけかーだからこんな名もないパゴダを知ってるんだー、と思っていた。

ここ登っていいの?と思うようなところに登り、パゴダの屋根に座って、景色を眺めた。
高さはないけど前がひらけていて気持ちよかったので、しばらく黙って3人で眺めていた。

すると、若者が話しだした。

「僕は絵を描いてるんだ。絵はとても安いよ。
家はあそこの近くの村で、兄弟の学費を稼いでいる。
こんなに小さい子供もいる。
両親は病気で仕事をしていない。」

出たこの流れ。
同情を引いてきた。

とりあえず今の話は聞かなかったことにした。

ちょっと危険な匂いを感じたのでここで夕日を見るのはやめて、じゃあ案内ありがとう!とパゴダを出ようというときに、若者が絵を広げ始めた。

絵描きというのだからどんな絵を売っているのかと思いきや、お土産屋さんにならどこにでも売っているオレンジの袈裟を着た僧侶の絵だ。
ラオスでも見たことがある、布に描いてあるやつ。
これはタダでもいらないなぁ。

「ごめんね。今お金ないし、長期で旅行してるから荷物を増やしたくないんだ」というとすぐに「OKOKいいよいいよ」とわかってくれた。

ここがミャンマー人の好感の持てるところ。
他の国なら「この、人でなし!」と憤慨するところを、Noと言ったら一瞬で引き下がってくれる。

若者にお礼を言って別れた。

ところで、2011年にバガンで一人旅中の日本人女性が、バイクタクシー運転手に殺されるという事件があった。
今回のような場合、女性一人では絶対についていかないほうがいい。

バガンにはパゴダが約3000もあって、人なんて来なさそうなところや、ライトがないと暗くて入れないところなど、たくさんある。

いくらミャンマー人がいい人でも、事件が起こることが想定できそうな環境では十分注意してほしい。
穴場に連れて行ってあげるよと言われたり、偶然を装って待ち伏せされたり、いくらでも襲われる状況は考えつく。

シュエサンドーパゴダへ

サンセットはどこで見たらいいのかを調べると、シュエサンドーパゴダが有名らしいとの情報を得て、向かってみる。

ちなみに、バガン遺跡群にはチケットが必要だ。
チケットはシュエサンドーパゴダで買った。
1人25000チャット(約2100円)とかなり高額だけど仕方がない、美しいパゴダの保存・管理に役立てて欲しい。

チケットの提示は、有名なパゴダ以外では求められることはなかった。
せっかく買ったのにほとんどチェックされない2100円のただの紙切れ。悲し。チェックしてよ。

シュエサンドーパゴダは規模が大きく、サンセットがきれいに見えることで有名でもあり、日没まであと1時間半ほどあるにもかかわらずすでに場所取りの人たち、特に西側を陣取っている人がちらほらいた。

まぁぼちぼち夕方だから、私たちもここで読書でもしながらサンセットを待つとするか。
日差しが強くて眩しい。

まだ空はもやもやとした光で、全体が明るい。

日没の10~20分前くらいになると、急激に人が増えて溢れかえった。

中国人と思われる数人は、後から来たくせに人の前を堂々と陣取り、いい位置に大きなカメラを構えはじめる。
中国は好きだけど、観光地では「そういうとこなんだよな~」と残念に思うことは多い。

さらに後からきた中国人と中国人が重なっちゃって、中国on中国になってたのには思わず笑った。

サンセットが始まった

サンセットが始まった。
オレンジ色の輝く夕日。

まん丸で大きくてオレンジな夕日を見るといつも、「幼稚園のときに見た影絵の人形劇に出てきた夕日みたいだな」と思うんだけど、これは自分にしかわからない感覚かもしれない。
グーグルで参考画像を探したけど、1つも見つけられなかったから。

なんだろう、スクリーンひとつ挟んでるように見えるからかな。

▼パワフルな太陽。生命力

▼オレンジから真っ赤に変わった。どうしてこんなにまん丸なのかと問いたくなる。

▼ここからはものすごく早い

▼一瞬でいなくなる

完全に日が落ちたら、みんな余韻に浸るなんていうことはせず、すぐさま帰宅。
バイクや車や自転車が一斉に動くせいで、砂埃がとにかくすごい。

宿に戻る頃には真っ暗。

宿のスタッフの女の子が「オヤスミナサイ」と日本語で言ってきた。
かわいいな。まだ寝ないよ。

夜ごはん

ニャウンウーには屋台がないし、近所のお店を数軒見たけどどこも高い。
宿代も高いし、今日は自炊に決定。

スーパーで麺と卵を買った。

大きめのステンレスコップとコイルヒーター(コーヒーヒーター)でお湯沸かして、麺茹でて、味噌汁に卵溶いて、味噌にゅうめん風。

バンコクで旅友にもらった柚子胡椒香らせたりして。

それとゆで卵。
ゆかりをつけてみたり、柚子胡椒をつけてみたり。

調理器具がないなか大変だったけど、いろいろ持ってるもので工夫して作れた。
まぁお腹は膨れたし、楽しかった。
今後の旅の定番になりそう。

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