【旅のルート】
東京→香港→中国→ベトナム→中国②→ラオス→タイ→ラオス②→タイ②→ミャンマー→タイ③→インド→バングラデシュ→インド②→ネパール→インド③→パキスタン→中国③→東京→タイ④→マレーシア→イラン→アルメニア→ジョージア→トルコ→チェコ→ドイツ→オランダ→スイス→ドイツ②→ウクライナ
メイです。
リアルタイムではウクライナのオデッサにいます。
ウクライナ、物価安いです。(1フリブニャ=4.3円)
タイとかアルメニア、ジョージアくらい。
今いる宿は、ドミで1泊400円台。
宿レベルもかなり高いです。
アマラプラで機織りとウーベイン橋
2017/2/5 マンダレー
今回の宿は朝食つき。
明日の朝ごはんはなにかな~、という毎日の楽しみが増えるから、朝ごはんつきの宿が好き。
空いている席に座ると、「オハヨウゴザイマス」と宿の人が言ってくれた。
バナナ、トースト、オムレツ、サモサ、コーヒーor紅茶、オレンジジュース。
こうして書くと大した事ない量だけど、朝から本当にお腹いっぱい。
特に朝のサモサはお腹に来る。
機織りを見たい
今日は、機織りの街に行く。
機織りの学校があるという情報をネットでちらと見た以外、あまり情報はないんだけど、とにかく機織りが見たくて、できれば体験させてもらいたいなーと思っている。
宿の人に聞いて、機織りで有名なのは「アマラプラ」という街だと教えてもらった。
ここには有名なウーベイン橋というのもあるらしい。
とりあえず地図で調べてみると、近い。6キロくらい。
チャリで行くことにした。
宿から出ると、「タクシー?」と言って、待ち構えているおっちゃんが近づいてくる。
「いや、タクシーじゃなくて、レンタサイクルどこ?」と聞くと、「レンタサイクルはねぇ、あっち」とすぐに切り替えて教えてくれる。
ミャンマーでのその確率100%。
すごく親切な国民性だと思う。
英語も結構な人がしゃべれるし、たまに日本語しゃべれる人もいるから驚く。
おっちゃんが指差した方向に行くと、また違うおっちゃんが「タクシー?」と声を掛けてきた。
「いや、チャリなんだけど」と言うと、そのおっちゃんは近くにいた知り合いに声をかけ、あのチャリ屋いくら?と聞いて、1台1000チャット(約85円)だということを教えてくれた。安い!
そのチャリ屋のところに連れて行ってもらうと、チャリ屋のおやじは、2台で2500チャットだという。
「1台1000チャットって聞いて来たんだけど」言うと、「フレンドシップだ!」とか言って2台で2200チャットになった。
きっとその200チャットはここまで連れてきてくれたおっちゃんの紹介料になるんだろう。まぁいっか。
2人のおやじは楽しそうに握手を交わしている。
「バイタクならこいつに頼むといいよ」、なんて言ってる。
アマラプラへ
アマラプラに向け、出発。
2日前に、ピンウーリンでモージョーピッ村にチャリで行ったときに、おしりが痛くなったのがまだ痛い。
おしりの骨がとんがってるといいことない。
クロックタワーの通り(84st)を南にひたすら真っすぐ行く。
それだけで着いちゃうんだから楽勝だ。
ところがクロックタワーの通りから数ブロックはとてつもない渋滞で、自転車なのに全然進まない。
ソークレイジートラフィックジャム。
自転車のハンドルを握りながら、教習所の路上講習を思い出していた。
少し気を抜けば、轢かれる。
ハンドルを今までにないくらい強く握った。
クラクションと排気ガス。マスクをした。
お昼ごはん
車の通りも落ち着き、すこし郊外っぽくなってきたところでお昼ごはんにすることにした。
シャンヌードルと、ボッティー?(と聞こえた)という料理。
近くの人が食べていて、遠目ちょっと黄色っぽくてスパゲッティみたいな太麺だったから、カルボナーラみたいなのを期待してたんだけど、全然違った。
▼ボッティーと聞こえたけど本当の名前はわからない
油麺だった。ひたすら油で正直キツかった。
まずいとは言わないけど、ちょっともういらないかなってかんじ。
▼ついていたスープは、モヒンガーの汁だった
ラペイエ飲んで、再出発。
追い越していく人がハロー!と言って、手を降ってくれたりするのがおもしろい。
手織りを探して
1時間くらい経ったころ、いろんなところから機織りの音が聞こえてきた。
自転車を降りて音のする方へ行き、そこらへんにいたおじさんに声をかけると、怒ってるのかと思うくらい大きな声で「こっちだ!」みたいなことを言われた。
なんか棒持ってるし、ちょっと怖い人だなぁと思ったけど、普通に機織りの説明とか、こっちに来てみ、みたいな感じで案内してくれた。
▼普通の民家に機織り工場がある
機織りは全て機械だった。
自動でガッシャンガッシャン動く。すごい。
中は大声でないと会話ができないくらいの騒音が鳴り響いている。
もしかしておじさん、この騒音で耳遠くなっちゃったのかな、と思ったり。
機械じゃなくて手織りが見たかったので、ここらへんに手織りやってるとこはないかと聞いたら、そっちの方にあると教えてくれた。
教えてくれた方向にしばらく漕いで、また機織りをしている家の人にもう一度尋ねると、手織りをしているところはもうないと。
じゃあ機織りの学校は?って聞くと、そっちの方にあるって。
学校があるのかないのか定かでないまま来たけど、とりあえず学校はあるということなのか。
その方向に進むと、ミュージアムがあった。
ここでなんか見れそうだなと思って入ってみると、土日はお休みだって。残念。
近くに手織りやってるとこないかと聞いたら、ないと。
うーん。
ネット情報では、一軒だけ手織りやってるところがあると書いてあったけど、もうそれもなくなっちゃったのかな?
じゃあとりあえず、橋行こ。有名な橋。
ウーベイン橋。
ミュージアムの前にいたおっちゃんに、ウーベイン橋の場所を聞くと、そこの大きい木を左に曲がったところ、と教えてくれた。
大きい木を左に曲がったところで、そういえば、手織りのお店の看板の写真をスクショしたのを思い出した。
画像を見て、その場で真上にあった看板を見上げると、「あ!この看板!」。
すごい偶然だ。
▼これがその看板
ってことでお邪魔します。
とてもじゃないけど、体験させてくださいとは言えないほどの職人芸。
わたしが少しでも触ろうもんなら商品にならなくなる。
目の前にあるお土産屋さんをちょっとのぞいて、ウーベイン橋に向かうことにした。
ウーベイン橋
途中また何人かに道を聞きながら、ウーベイン橋へ到着。
世界最長の木造の橋で、1.2kmあるらしい。
雨季だともっと水が多いのか。
それにしても暑い。暑すぎる。
半分くらいまで行って、橋の途中の休憩スペースで休んで、引き返すことにした。
▼水が汚い
ここで夕日を見たら綺麗だろうな。
でも日が沈むのはまだまだなので、帰る。
みちくさビール
来た道をチャリで戻る。
行きにいい感じのビアホール?を何軒か見つけたので、帰りにビールを飲もうと決めていた。
DAGONビールのビアホールがあったけど、せっかくならマンダレービール飲みたいよな~って思って通り過ぎようとしたら、シュンの自転車のチェーンがはずれた。
いつもならシュンがちゃちゃっと直して行くんだけど、今回のはずれ方は厄介だった。
おまけにチェーンは油ギットギトだから、ティッシュで手が汚れないようにしたので時間がかかった。
しばらく格闘していると、近くで見ていたDAGONビールの兄ちゃんがサッと現れ、手をギトギトに汚しながらも直してくれた。
だからもうDAGONビールを飲むしかない。ここで飲みたい。
兄ちゃん本当にありがとう!!
一杯800チャット(約66円)で、2杯飲むと1杯タダ。
結果、9杯のんで4800チャット(約400円)。
安いいいいい
お通しのスープと大豆が無料で食べ放題。
おととい節分だったから、大豆が食べられて嬉しい。
日本の大豆とは違って、半分くらいの大きさの可愛いお豆ちゃん。
粒が小さくてたっぷり入れてくれるから、永遠に食べ続けられる最高のつまみだった。
日本に帰ったら真似しよう。
ビールはエクストラコールドかっていうくらい超ギンギンに冷えてて、いつでも1杯目みたいな気持ちで美味しく飲めた。
なにより超疲れて倒れそうだったから、もう本当うまかった。
ほろ酔いでふらふらしつつも、無事帰宅。
ふたりとも目が充血しながらも、いつも以上に安全運転を心がけて頑張った。
帰宅してガン寝。
2度寝3度寝を繰り返し、起きたら21時。
2人とも今からご飯を食べに行く気にはならず、今日は夜ご飯抜き。
夕飯食べないなんて不摂生だ。
でもそこまでお腹空いてないから、大豆の力ってすんごいや。
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