シュンです。
今日ポルトを出て、リスボンに行きます!
世界旅行記、2017年3~5月のインド編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
鉄道チケットは外国人用チケットオフィスで
2017/3/27 コルカタ
今日の目的は、コルカタ~プリーの鉄道のチケットを買うことと、ニューマーケットに行くことの2つ。
まずは、バスに乗って外国人用の鉄道チケットオフィスに向かった。
チケットオフィスの近くで昼食。
通り沿いに色々な屋台が並んでいたので、チャパティと野菜のカレーを注文した。
セットで10ルピー(約17円)。
おかわりをして、水に溶いた小麦粉(かな?)を揚げて、シロップに漬けたお菓子も買う。
これはひとつ5ルピー(約8.5円)。
甘くてじゅわっとして、美味しい。
チャイ。ミルクを別鍋で煮て、紅茶を煮出していた。
んー、でもやっぱりミャンマーのラペイエのほうがうまいかな~。
紅茶が薄い。
あまりスパイシーじゃないし。
砂糖を溶かしたお湯に、紅茶とスパイスの香りを付けたような感じ。
インドのチャイには期待しすぎていて、自分の中でハードルを上げすぎているのかもしれない。
とも思ったけれど、いや、もっとおいしいチャイがあるはずだ。
ラッシー。
素焼きの、チャイより大き目のカップに入っている。
表面に、少し固めのヨーグルトを浮かべている。
これはうまかった。
ラッシーは期待通り!
チケットオフィスへ行き、鉄道チケットを買う。
記入用紙をもらい、分かるところだけ記入する。名前と行き先と電話番号くらいしか書いていない。
あとはひたすら待つだけだ。
今は50番台で、渡されたのは98番。
「呼ばれたらカウンターに来て下さい。17時までだから、呼ばれなかったら明日です」
みたいなことを言われた。
日本だったらありえないこの制度。
「明日のチケットを買いたいのに、買えなかったらどうするんだよ!」となるところだが、ここはインドなので、「前日にチケットを買いに来る方が悪い」のかもしれない。
まあ、そんなことはどっちでも良いけれども。
こういう「文化」というか、「違い」を知ることも旅だと思う。
もちろん、こんな制度は早急に改善されるべきかもしれない。
だけど、インドでは今はこういう制度でやっているわけだし、これを知ることはきっと何かに役立つんじゃないかな。と思っている。
インドの鉄道には立派なスマホアプリとウェブサイトがある。
僕も、鉄道の空席はアプリで何回も確認した。
だけど、アプリでは空席はないことになっていた。
詳しい仕組みは知らないけれど、インドの鉄道には、一般用の席の他に、外国人用、軍人用などがあるらしい。
ウェブやアプリでは、そのような席を選ぶことは出来ない。
なので、「外国人用チケットオフィス」に行くと、満席のはずの列車のチケットを買える場合があるらしい。
いやいや、「買える場合があるらしい」から来たけれども、これだけ待って買えなかったら、「この待ち時間は一体なんだったんだ?」と思うかもしれない。
でも、僕は旅をしているから、「この待ち時間は一体なんだったんだ?」っていう待ち時間は今までもあったし、これからもあるだろう。
そんな風に思ったら、多分つまらなくなるし、疲れるだけだ。
だから気にしない。
時間がありすぎてこんなことを考えていたけれど、考えていても98番はまだまだ先だったので、読書に切り替えた。
やっと順番が来て、カウンターに行き、空欄に書くべきことを教えてもらい、希望の寝台クラスを伝え、パスポートを出して、料金を払う。
あれ、やっぱり買えたじゃん。
3A(AC・シーツ付き)の寝台で、2人で1710ルピー。
1人855ルピー(約1455円)か、結構高い。
まあ、距離が長いのと寝台だということを考えれば、そんなに悪くはないのだけれど、バスのほうが安いんじゃないかな。
インドの旅は鉄道だとは言うけれど、自分たちにはバスのが良いんじゃないか?悪路とかあまり気にならないタイプだし。
3Aではなく、もうひとつ下のクラスのsleeperを選べば良かった。
ああ、インド初心者だ…笑
すっかり夕方になってしまった。
サダルの近くにあるニューマーケットに向かって歩く。
途中で薄いコットンの長ズボンが安く売ってたので買った。
75ルピーだったものを、破けてる箇所があったので交渉して55ルピーで!
メイに縫ってもらおう。
それから、マンゴーラッシーとチキンパイを食べた。
マンゴーラッシーというか、マンゴージュースだった。
だけど、カットしたマンゴーやナッツ、芋(!)が乗っていて、うまい。
これは25ルピー(約42.5円)。
ニューマーケットはなんとも言えなかったが、この周辺の活気はすごい。
歩いて宿の方面へ戻る途中、見つけたスーパーでポテチとクッキーとソーダを買った。
夕飯は昨日と同じ店(zamzam)に行った。
サンタナの周りには、あまり店がない(気がする)。
今日は違うメニューを頼んだが、これもうまかった。
インドで日韓友好
宿に戻って、シャワーを浴びて、ダージリンで買ったウイスキーをさっき買ったソーダで割ってみた。
やっぱり甘ったるすぎて、好みの味ではない。
「India’s Magic Masala」という味のポテチを食べながら、今日もユノくんと喋った。
日本のドラマ・映画と韓国のドラマ・映画の話とか。
韓国のカップルの女はわがままで男は紳士(従順?)だとか、韓国の男のゴリ押し具合がすごいとか、そういう話もした。
僕は大学時代、韓国居酒屋でバイトしていたことがあり、韓国人の知り合いが結構いる。
バイト中にナンパしている奴もいた。
韓国のドラマとかアイドルには興味はないけれど、韓国人と韓国料理は好きだ。
ユノくんは、日本で働きたくて日本語を勉強している。
日本には何度か来たことがあって、特に大阪が好きだと言っていた。
韓国人から見て、東京よりも大阪のほうが親しみやすいらしい。
ネタは尽きないので、盛り上がって、夜遅くなってしまった。
そう言えば、同じ部屋の2人が、「貧乏旅なんです」と言っていたんだけど、汗かくの嫌だから(インドなのにw)ってタクシーを使うし、鉄道のチケットも1人200ルピーの手数料を払って宿で取ってもらっていたし、昼食も130ルピーで宿で食べていたし、何が貧乏じゃ!と突っ込みたくなった。
普通に会話もしたし、良い人たちだったけど。
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