メイです。
現在モロッコの首都ラバトにいます。
1週間ずっと雨続きで、毎日寒いし靴がびしょびしょだしって嘆いてたけど、やっと天気が戻ってきました。
やっぱり晴れ最高!街の雰囲気も変わる!
サンライズとバング
2017/4/25 バラナシ
サンライズ
サンライズを見るために、5時起き。
すぐに準備して出ようとしたけれど、宿の門が閉まっていて出られなかった。
しまった、宿の人に言っとくんだった~。
今日はむりか……と諦めかけていたところ、スタッフが寝ぼけ眼で起きてきてくれた。
ありがとう。
早足でガートに出たけれど、朝日はもう登ってしまっていた。
てきとうに座って朝日を眺める。
船の上で寝ていた人が目を覚まし、起き抜けにガンジス川で顔を洗い、同時に口もゆすぐ。
汚い、とか病原菌が、と言われるガンジス川だけれど、これがこの人の日課なのだろう。
ボートのおっさんたちは勧誘がうるさい。
でも、ずっと断っているとやがて誰も私たちを相手にしなくなる。
ガンガーに流す用の花売りの子供たちも何回か売りに来たけれど、途中から隣りに座って一緒にぼーっとしていた。
花売りの女の子を見て思ったけれど、インド人の目は赤茶色の人が多い気がする。
日に焼けてしまったようなその目の色は、太陽の色を映したみたいで引き込まれそうになる。
次々にボートに乗っていく人たち。
インド人観光客?の集団の近くでは、20代くらいの青年が掃除をしている。
下敷きのような板2つを使ってゴミを集め、挟んで捨てている。
この人が掃除をしているということは、そういうカーストということだから、彼の子供も清掃人で、その子供の子供も清掃人で……。
こんなことはちょっと信じられない。
彼は、掃除の途中で太陽に向かって手を合わせ、自分の耳を触るお祈りをしていた。
明日しょうへいがバラナシに到着するから、次は一緒にボートに乗ろう。
日本語
宿への帰り道、ラッキーを超える人が現れた。
「おはよー!おはようございまぁーっす!元気~?」
もう、声としゃべり方が完璧な日本人だ。
29歳の彼は、道でネックレスのようなものを売ってた。
彼「あ、ここ服汚れてるよ。」
シュン「洗っても取れないんだよ~」
彼「ガンジス川で洗ったら?ははは!」
彼「沐浴はした?」
シュン「まだしてないけどするつもり」
彼「ここは汚いからあっちの方がいいよ、あっちはもっときれい」
シュン「アッシガートの方?」
彼「そうそうそう」
シュン「あっちからこっちに流れてるの?」
彼「うん。それか川の向こう側w」
シュン「ほんとだ、あっちで浴びてる人たくさんいるね、あれは観光客?」
彼「いや、インド人w」
なんで彼の日本語はこんなに自然なんだろう。
彼「これ全部自分で作った。全部手作り^^これはどんぐり。日本のどんぐりよりちょっと小さいね。」
メイ「日本のどんぐり知ってるの?!」
彼「うん!このどんぐり、なんか神様みたいっ^^!」
メイ「っ……!かわいい……!」
どんぐりを「神様みたい!」と表現する彼と、その言い方がかわいくてかわいくて……。
おまけに小さい背丈と丸っこい体、くりくりした大きい目がキャラクターみたいだし……。
かわいいから買ってあげたいんだけど、お金ないし、そのネックレス趣味じゃないし……。
「じゃあ、頑張ってね。」と言うと、彼は
「頑張るよ、いつも頑張ってる。頑張らなきゃ売れないもん。」
インド人はハッとさせることを言う。
まだあと何日かいるからまたね!と言って別れた。
あ~名前聞くの忘れた。
宿に戻る前にどこかで朝ごはんを食べようと思ったけれど、あんまりいい店ないなぁ。
とりあえずチャイを飲んだ。
これに入っているのはジンジャーだけ?と店のおじさんに聞くと、カルダモンも入れていると言う。
手に乗せて見せてくれたカルダモンの匂いを嗅ごうとしたら、かがせなーい!といたずらっぽい顔をして手を引っ込めるおじさん。
このチャイ屋のおじさんは、目の色がきみどり色でめちゃくちゃイケメンなおじさまだ。
「ちょっとー!なんで引っ込めるのー!」なんて言って、一瞬だけイケメンおじさんといちゃついた。
帰って、もう一度寝ようとするけれど、暑くて暑くてうまく寝付けない。
と思っているうちに眠りについていて、起きたら9時半。
そしてWi-Fiが使えるようになってる!
バングラッシーの調査
昼ごはん、今日は食べたらすぐに宿に戻って涼しくなるのを待ち、夕方から活動する予定。
じゃが丸(アールーチョップ)、前回の方がおいしかったな。
ゴールドウリヤ交差点付近の店で、食堂を見つけた。
他に客がいないところではあんまり食べたくないけれど、ここしかないからしょうがない。
▼チャパティとじゃがいものサブジ
▼じゃがいもとトマトのカレー。ハヤシライスっぽい。あと引く辛さ。
バングラッシーを飲んでみることにした。(バングラッシー、わからない人調べてみてね)
初めてなので慎重に、3段階のうちで一番軽いライトを2人で分けることにした。(30ルピー)
しょうへいが来る前の調査だ。
効き目を確かめておかないと。
▼これがバング
色は緑色。
味はほんの少しだけ苦いけど、ほとんど普通のラッシーの味でおいしい。
効果が出る前に早足で宿に戻った。
ベッドで横になって効果を待ったけれど、2人ともどうにもならなかった。
ライトを2人で分けても何にもならないことがわかったから、次はもっと増やせばいい。
ただ部屋が暑すぎて何もする気が起こらない。
暑さで眼球がじわーっとする。
宿めぐり
夕方17時半から再び行動を開始。
まだまだ昼間みたいに明るい。
ベンガリートラ通りへ。
色んなゲストハウスをまわって、値段を聞いたり部屋を見せてもらったりした。
シヴァゲストハウス。暗いけど広い、悪くない。
シヴァカシゲストハウス。雰囲気が良くて広くてガンガー見えるけどシェアバス。
モナリザピースコテージ。200~300ルピーと安い。けど値段相応。
ブラウンベーカリーの上のゲストハウス。日本人を厚遇してくれそうな感じ。良いと思うけど高い。
欧米人がたくさんいるカフェの上のゲストハウス。広い。
などなどチェック。
いいところもあったけれど、今泊まっているゴールデンロッジより安いところはないかな。
蟻問題とWi-Fi問題が解決しちゃったから、移る理由もそんなにない。
▼ゴールデンロッジ近くの道はインド人観光客で賑わう
▼近くにヒンドゥー教寺院があり、参拝のため靴を預けるので、裸足の人をよく見る
▼裸足になるの早いよ、と思うけど。笑
近くで食べ物を無料で配っていたので、私たちももらった。
なんで無料で配っているのかはわからない。
▼揚げたてのアッツアツ
ガンガーへ。
そろそろプジャーが始まる時間。
プジャーは、しょうへいが来たらまたちゃんと見よう。
さて、いつものようにボートのお兄さんに話しかけられる。
日本語をしゃべる姿がどうもかわいくて、無視したくてもできない。
「今めっちゃきれーだよ!乗らない?なんでーやねーん!」
「ご飯あとにして、今ボート乗ってよぉ~!」って。笑
ちょっとオカマっぽいところがクセになる。
またラッキーに遭遇したので、ご飯食べるところを探してると言ったら、THREE CAFEというところが安くておいしいと教えてくれた。
行ってみると、一番安いターリーで110ルピーと、私たちには高かったのでやめた。
THREE CAFEを越えて、この通り初めて歩いたな~と思っていたら、ラッキーのお店「サントシュシルクハウス」があった。
地球の歩き方2016~2017の何ページに載っていると、強みを大体的に書いてアピールしている。
ラッキー同様社長さんも日本語ペラペラだ。
「俺は仕事柄日本語しゃべれるようになった」と言っていた。
信頼を得ることに一番力を入れているのだそう。
うん、バラナシではそれが一番重要だと思うわ。
地球の歩き方の関係者と知り合いらしい。
うん、それは強い。
歩いていると、後ろから「チュンチョンチャン」というつぶやきが聞こえたかと思えば、おしりというか太ももを少し触られた。
若いインド人3人組のうちの1人のしわざだ。
クスクス笑っていたから、「コルァァァァーーーーー!!」って叫んで追いかけたら逃げてった。
クソガキたち、同じことを欧米人にもやるのか?
▼マンゴージュース。スモール10ルピー。100%、ドロッドロ。安くてうんまい!
▼じゃが丸。ここのは辛くて味が濃い目。
▼ラッシー。ビッグサイズで25ルピー。おいしいな~ずっと飲んでいたい。
帰宅。
部屋であちーーーってしてたら、副代表みたいなのが入ってきて、1時間だけクーラー使っていいよ、と言ってきてくれた。
なんという親切。
たぶん、この部屋が一番日当たりが良くて暑いと知っているから、かわいそうだと思って見に来てくれたんだと思う。
それくらいこの部屋、異常なくらい暑い。
ありがたく1時間使わせてもらった。
切ったらまた酷暑。
明日はついにしょうへいがくるぞ……!
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