【旅のルート】
東京→香港→中国→ベトナム→中国②→ラオス→タイ→ラオス②→タイ②→ミャンマー→タイ③→インド→バングラデシュ→インド②→ネパール→インド③→パキスタン→中国③→東京→タイ④→マレーシア→イラン→アルメニア→ジョージア→トルコ→チェコ→ドイツ→オランダ→スイス→ドイツ②→ウクライナ→ポーランド→ハンガリー→セルビア→マケドニア→アルバニア→コソボ→モンテネグロ→ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→クロアチア→スロベニア→イタリア→ポルトガル
メイです。
ポルトを出てリスボンに到着しました!
やっぱりポルトは雰囲気違うな~
本格コーヒーと、インド初列車
2017/3/28 コルカタ~プリー
8thday cafe&bakery
今日は、コルカタを出て、夜行列車でプリーへ向かう日。
昨日、ユノくんと夜1時くらいまで話し込んでしまったので、ユノくんは早朝のボランティアに寝坊しちゃってた、なんかごめん。笑
屋台でエッグトースト。
これで40ルピー(約68円)はちょっと高い。
たぶん少しふっかけられたと思うけれど、隣で同じものを食べていた人はもう帰ってしまったので聞こうと思ったけど、なす術なし。
この屋台を出たあたりから、何者かがずーっと私たちの後をついてくる。
私たちが止まると止まり、歩き出すと一緒に歩きだす。
隠れる気はなく、目が合うとちょっとニヤける。
女1人で旅をしていたら、恐怖で走って逃げたくなると思うけど、こういうとき2人だとやっぱり心強い。
逆に、このままついてきて私たちに何をしかけてくるつもりなんだろうと興味が湧く。
ボコボコにされたりしない限り、何も取られない自信はある。
昨日、宿の人におすすめされた、「8thday」というカフェへ行ってみた。
インドのコーヒー情報を何か仕入れられるかな。
以下、シュンのコーヒーの感想。
「コーヒー131ルピー。(約224円)
高いけど、うまかった。
結構深いローストで、香ばしい。
良い酸味があって、ラオスのティピカに似ている。
久しぶりに飲んだこういう感じの。おいしかった。」
おしゃれなお店で、客層も外国人か裕福なインド人だけ。
このお店含め、ここ一帯は高級住宅地っぽい空気が漂っていた。
消えたマウンテンパーカー
帰り、前に宿の近くで食べたエッグロールが美味しかったので、また行ってみたけれど、今日はないと言われてしまったので、マトンの煮込みハンバーグのようなものを頼んだ。
ハンバーグ、辛っ。
▼撮ってほしいと言うので撮るとこの表情
▼笑顔がかわいいおっちゃん
食後にバターチャイ。
カップがかわいい。
もうすぐキックオフのサッカー日本代表の試合を観戦するために、一旦宿に戻った。
わたしは、今朝パッキングしたときに昨日買った鉄道のチケットを捨てていたことに気づいて、慌ててゴミ箱を漁って発見。
危なかった~~~!
出発前に、急いで夜ごはん。
時間があまりないので、近くにある「ファーストフード」と書いていてあるお店に行ってみた。
ファーストフードといっても、普通の店と同じようにその場でフライパンで調理してくれる。
フライドライスベジタブル(50ルピー)と、チキンビリヤニ(70ルピー)を注文。
普通に美味しいけど、量が多すぎる。すごい。
ここらへんで、シュンがノースフェイスのマウンテンパーカーを紛失したことに気づく。
わたしが誕生日に買ってあげたやつ……。笑
かなりのショックを受けているようだ。
わたしも旅序盤でパタゴニアのマウンテンパーカーを失くしたときは、相当なショックを受けて、何日も引きずったなぁ。
マウンテンパーカーはないと困るから、どこかで買い直さなきゃいけない。
たぶん、初日にサダルストリートからサンタナまで乗ったオートリキシャーに忘れてきたんだと思う。
変な体勢だったから落としたか、車内に置きっぱなしだな。あーあ。
▼わたしがパタゴニアのマウンテンパーカーを失くしたときの記事

肩を落として宿に戻り、バックを持ってチェックアウト。
最後ユノくんに挨拶したかったのに、部屋にいなかったから残念に思っていたら、外の階段で筋トレをしていた。
良かった、最後に会えて。
東京に来たら絶対案内するからね~!
それにしても朝からボランティアに行って、帰ってきて疲れてるだろうに筋トレって、超ストイック。すごいなぁ
▼筋トレ中なので顔が真っ赤なユノくん
バスが来ない
バス停で、コルカタのハブ駅であるハウラー駅行きのバスを待つも、全然来ない。
時間が迫ってきて、焦る。
オートリキシャーは、許可証?がないから、ハウラー駅へは行けないと断られる。
タクシーは、200ルピーと高いので論外。
私たちが、止まった全てのバスに「ハウラー?」と聞きに行くのを見かねて、横で同じくバスを待っていた兄ちゃんが、バスが来たら私たちが聞くより先にハウラーに行くか行かないかを教えてくれるようになった。
首を振られること十数回。
待てども待てども来ず。
もう時間がないから仕方がない、とタクシーに交渉しにいこうと思ったら、兄ちゃんと隣りにいた会社員のおじさんがオートリキシャーを捕まえ、これに乗れと言ってきた。
え?どこまで行くの?ハウマッチ?と聞くと、ハウラー駅行きが来る他のバス停までオートリキシャーで一緒に行ってくれるようだ。
4人で乗り込み、出発。
サダルの近く、エスプラネードの近くで下車。
4人で60ルピーだったのに、2人で20ルピーでいいよと言ってくれた。
会社員のおじさんはここでバイバイ。
兄ちゃんは、こっちこっち、と先導してくれた。
途中で目当てのバスが通り、兄ちゃんが「あれに乗れ!」と言って、動いているバスの車体を「ドンドン!」と叩いた。
そうするとバスは止まってくれ、はしないけど、乗るのを待ってくれた。
この大荷物を担ぎながら、動く満員バスに乗るのは簡単ではない。
必死の形相で走り、やっとの思いバスに乗り込むことができた。
兄ちゃんの方を振り向くと、「やれやれ」みたいな顔をして手を振ってくれた。
必死過ぎてちゃんとお礼も言えなかった。
最高にクールで優しいイケメンナイスガイだった。
バスに乗ると、「荷物は降ろしてここに置け」とか「もっと奥に行け」とか、満員バスの中こんな大荷物を持って乗り込んで迷惑な私たちに、みんなが色々教えようとしてくれたのが嬉しかったし助かった。
周りの人に聞くと、「ハウラージャンクションはファイナルストップ」とのこと。
「あと2分で着くよ」と、何度も着くまでの時間を教えてくれる人もいた。
降りるときもバスは動いたままなので、飛び降りるときに足首がジーンと痺れながらも、無事にハウラー駅へと到着した。
ハウラー駅へ到着
ハウラー駅は、ピンクの大きな建物だった。
想像以上に大きいし、人も多い。さすがインドだ。
大きすぎて、どこに行けばいいのかが全然わからないので、とりあえずチケットを見せて人に聞く。
「この建物じゃなくて、ニューコンプレックスの23番ホームだよ、あっち。」
※complex:複合体、集合体
どうやらこの建物の隣に、もう一つ建物があるらしい。
こんなに広いのにまだあるのか。
17~23番ホームはニューコンプレックスにあるらしい。
▼光る青い看板に「New complex 17~23↑」的なことが書かれている
ホームではたくさんの人が寝ている。
これだけみんなが地面で寝ていると、自分もここで寝られるような気がしてくる。
床に直接は嫌だけど、ビニールシートでも敷けば十分寝られそうだ。
一番端っこに23番ホームがあった。
ホームにはすでに私たちが乗る電車が来ていた。
「PURI」と書いてあるからこれで間違いない。
よかった、発車30分前に着いた。
チケットに書いてある車両B1まで歩くと、窓に紙が張り出されてた。
名前とパスポート番号が書いてあり、そこに書かれている座席に座ればいいのだけど、パスポート番号を張り出しちゃって大丈夫なのかなこれ。笑
▼文字がかわいい
初めてのインド列車
車内に入ると、涼しくてビックリ。
さすが3Aだ。高いだけある。
私たちと同じコンパートメントに横になっている人がいる。
「ワットナンバー?」と聞いてくれたので「11番と13番」と答えると、場所を教えてくれた。
あれ?あなた昨日チケットセンターにいた欧米人のおっちゃんじゃない!
なんかトラブルあって揉めていた感じだったけど、無事乗れたんだね。
バッグを置いているときに、「君、11番じゃなくて17番だよ!」と言われたので、「え?」と言うと、わたしが着ているユニホームの背番号を指差していた。
まったく、欧米人のおっちゃんって本当にジョークが大好きだな。
座席は下の絵のようになっている。(死体安置室みたいになってしまった)
普段は、中段(ミドル)が折りたたまれていて、1段目に6人向かい合って座れるようになっている。
私たちの座席はミドルとアッパーだったけれど、インド人のおっちゃんがミドルと交換してくれと言うので、2人ともアッパーになった。
▼アッパーからの眺め
インドの電車では荷物の盗難が多いと聞いていたから、バックパックを自分のベッドに乗せようと思っていたけれど、不可能だった。
ローワー(下段)の下に入れさせてもらったけれど、これは盗まれても何も言えないなぁ。
チェーンとか掛けておいいたほうがいいんだろうけど。
電車は22時35分、時間通りに出発した。
しばらくして可愛いスーツを着たおじちゃん係員が、チケットチェックをしに来た。
トイレに行ってみた。
下を覗くとそのまま線路が見える。垂れ流し~
インド初列車にちょっと興奮ぎみな私たち。
けっこう狭いな。
座席にはシーツ、枕、毛布が付いていて、自分で敷いて寝る。
毛布がすごく重い。これ1枚で洗濯機がいっぱいになってしまいそうなボリュームだ。
3Aは寒いと聞いていたけれど、毛布1枚で快適に寝ることができた。
むしろ快適すぎて、次はもう1つ下のSleeperクラスにしようと思った。
Comments