シュンです。
モロッコのマラケシュに来て10日経ちました。
嬉しい再会と新しい出会いで本当に楽しい毎日です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
タンセンからスノウリへ
2017/4/21 タンセン~ゴーラクプル
↓移動情報

今日はここを出発してインドに向かう予定なのに、朝なぜか洗濯をしてしまった。
10時半過ぎに、ナライさん(昨日の食堂のおっちゃん)が宿まで来た。
おっちゃんは、12時発のベラヒヤ/スノウリ(インドとの国境の町)行きのバスのチケットを買っておいてくれていた。
「11時半にうちの店に来てくれ。運転手には日本人が2人いるからスノウリまで連れていってくれと言ってある。俺は今から家に帰って昼ごはんを食べるから」
11時半にチェックアウトをして、バスにバックパックを積んで食堂で昼食を食べる。
チョーメン、モモ、じゃがいもの揚げ物。
店にはインドゥさんしかいなかった。
▼嫌そうな顔しないでw
12時にバスに乗り込み、インドゥさんに手を振った。
スノウリには14:20に到着した。
すこし歩いて、国境ゲートの左側にネパールのイミグレ。
出国はすぐに終わった。
両替をしてネパールのゲートをくぐって、すこし進むと今度はインドのゲートがある。
ネパールのゲートとインドのゲートの間にマーケットのような場所があったんだけど、このあたりはもはや国境とか関係ないんだろうな。
ネパール・インド両国民の行き来は自由みたいだし。
ゲートの下で、インド人以外(たぶん)は荷物チェック。
バックパックの中身を全部出す。
まさかの全部か…面倒くさい。
そして国境はここなのに、イミグレは何故かここから800m先にあるらしい。
イミグレで入国を済ませ、前に停まっていたゴーラクプル行きのバスに乗ることにした。
まだ出発しないようなので、目の前にあったチャイ屋台で休憩する。
チャイとクッキーと、おまけでかき揚げを2つくれた。
熱くないようにカップを二重にしてくれているという優しさ。
バスは1人90ルピーで、席が埋まり次第出発。
インドには美味しそうな屋台がたくさんある。そういえば、ネパールにはあまり屋台はなかったと思う。
人も牛も多い。みんな動いていて、勢いがある。
ゴーラクプルの街に入るか入らないかのところで渋滞にハマり、結局ゴーラクプルの駅前に到着したのは20時近くだった。
駅はすごく大きくて、割ときれいで、中国を思い出した。
クラブかカジノみたいなネオンが面白い。
まずはチケットを買いに行く。
見つけたカウンターで聞くと、深夜1時の列車の席はもう売り切れていた。
朝5時半のチケットを買おうとするも、システムエラーかなんかで21時以降しか買えないから後でまた来い、と言われた。
仕方ないのでスマホのアプリで取ろう。
ゴーラクプルからバラナシまで2人で366ルピー。
多分手数料が数十ルピーかかっているけれど、海外旅行保険のためにクレジット決済をしないといけないのでまあ良いでしょう。
夕飯は駅近くの賑わっていた店で野菜団子のターリーとマッシュルームカレーを食べた。
▼ロンリープラネットでおすすめされているって看板に書いてあるのが面白い
マッシュルームカレーはトマト味でハヤシライスっぽい。
駅に戻って、朝5時半まで待機する。
駅の中で寝ている人が少なかったのでどこで寝ようかなと思っていたら、みんな駅の外で寝ていた。
スタジアムみたいな大きな街灯がいくつもあって割と明るいし、本当にたくさんの人がいるので安心して寝られそうだ。
周りの人が買っていた10ルピーのシートを2つ買った。
ウォーホルのトマト缶みたいなデザイン。
シートは薄っぺらいけれど意外と悪くはないし、地面が温かくて気持ち良い。
シートを敷いているとはいえ、こんな普通の道路みたいなところで横になるのは不思議な気分だ。
道の端の方では子ネズミが2、3匹走り回っている。
僕はネズミは嫌いなんだけれど、自然と今は気持ち悪いとか嫌だとかいう感情はない。
道の端の穴から出てきて、人が通る度にビビってダッシュで穴に帰るのが可愛い。
何度も同じことをしている。
ああ、そういえば『深夜特急』でもインドのどこかの駅で寝るシーンがあったな。
今俺たちはインドを旅しているんだな。
インド前半はあまり馴染めていなかったから、後半はもっとどっぷりとインドに入りたい。
インドのことをもっとよく知りたい。
隣にいて少し話したおっさんがずっとこっちを見てくる。
このおっさんはしれっと触ってきたりするタイプのゲイだなと思ってメイに場所を変えようと言ったが、取り合ってくれなかった。
この人はノンケにトライしてくるタイプのゲイだと思う、尋常じゃないくらいジロジロ見てくるから。
海外で積極的過ぎるゲイに襲われかけた経験が何度かあるので、敏感になっている。
ネズミよりゲイのおっさんが怖い。
おっさんはフィルムケースのようなものから草を取り出して、丁寧に揉んでそのまま食べている。
とりあえず寝ることにする。
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