【2018 ポルトガル⑦ リスボン】リスボンの街を歩く

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メイです。

世界旅行記、2018年2月のポルトガル編です。
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パンの名は

2018/2/3 ポルトガル リスボン

今日は宿移動。
日本からの荷物がポルトの家に届くまで、リスボンで延泊する方針に決めた。

新しい宿、Nations Hostelに向かう。

16時チェックインなので、先にバッグを置かせてもらいに行ったが、ここでわたしの予約ミスが発覚。
1人分しか予約していなかったのだ。
しかも今日は満室らしい。

でも、受付のお姉さんがなんとかしてくれて、泊まれることになった。
別のカップルが一つのベッドに寝てくれることになったっぽい?
私たちがそれでいいのに、申し訳な。

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スーパーで昼ご飯のサンドイッチの材料を買った。

ここで、あのおいしいパンが売られているのを発見!
食堂やレストランとかでよく出てきて、いつも「このパンめちゃくちゃおいしくない?黄色いし甘いからかぼちゃのパンかね?」と言っていたあのパンだ。
それがスーパーに売っていて大興奮。

名前も初めて知った。
「ブロア」というらしい。
名前がわかったおかげで検索ができ、ポルトガル北部伝統のとうもろこしで作られたパンであるということがわかった。

スーパーのブロアも、外はかたくて中はパウンドケーキのようにしっとりほろほろ。
甘くておいしい!
ポルトガルを出たらこれが食べられなくなるのが今から悲しい。

昨日行った川沿いのところでサンドウィッチを作って食べる。

コメルシオ広場、カイス駅からトラム15番でジェロニモス修道院の真ん前(ベレン)へ。
修道院の外観を眺めてから、発見のモニュメント方面に向かう。

発見のモニュメントは大きすぎて撮るのに一苦労。

足元にある世界地図で今までのルートを復習。

ベレンの塔で、シュンが4年前に一人旅をしたときの写真と、今との比較写真を頑張って撮る。
服装が絶妙に似ていてナイス。
帽子を取って髪をなびかせているバージョンもあったが、さすがに髪が湯浅すぎてここには載せられなかった。

大混雑のナタ有名店「Pastéis de Belém(パステイス・デ・ベレン)」。
ナタはポルトガル名物のお菓子で、日本ではエッグタルトとも言われる。

ナタの発祥はジェロニモス修道院だと言われていて、ここはそのレシピを今も守り続けているらしいのだ。期待。

テイクアウトの方が混んでいるように見えたのでイートインの方に並んでみたけれど、こちらも大行列。
でも意外に進みが早く、わりとすぐに席につくことができた。

店内はディズニーランドのレストランのように広い。

ナタ(1.1ユーロ)、ビカ(ポルトガルのエスプレッソのようなコーヒー/0.8ユーロ)、abatanado(エスプレッソをお湯で割ったもの/0.8ユーロ)。

期待のナタは、とーってもおいしかった!
出来立てであたたかく、卵の香りがふわっと立つ。
タルトの層は、薄い餃子の皮を重ねて揚げたみたいにパリパリ。
甘さは控えめで、余計なものが入っていない感じがいい。

だいたいこういう発祥を謳っているところって、別にって感じなところが多いイメージだけど、ここは期待を下回らなかった。
これで1.1ユーロって。素晴らしすぎじゃん。20個ください。

▼作っているところを見れるのも素晴らしい

帰りは728バスで宿の近くまで行ったけど通り過ぎちゃって、無駄に2キロ以上歩いた。

宿チェックイン。
この宿、スタッフがいい人だな~。
昼の人もちゃんと引き継ぎしてくれていたみたいでありがたい(海外だと引き継ぎとかちゃんとできているだけで感動する)。

4ベッドドミトリー。
前の宿だとここに10ベッドは詰め込んでたな。

食い意地

2018/2/4 ポルトガル リスボン

この宿は朝食付き。
8時半から始まるバイキング形式の朝食、2番乗り。
そして最後から2番目に食べるのを終えた。食い意地がすごい。

2人でパン10枚以上食べた。笑
豪華で嬉しい。

毎日寒い。
海風みたいに強く冷たい風が吹く。
晴れているからいいけど。

行こうと思っていたビファナのお店が閉まっていたので、どうしようかなと思いながら歩いていたら、ビファナ(2.2ユーロ)の食堂を発見。

▼テーブルに巨大キッチンペーパーみたいなのが敷かれる。効率がいいのか悪いのか

注文してからけっこう待って、そこそこのボリュームのものが来た。

厚めの豚肉が豪快に挟まっていた。
にんにくと炭火焼きっぽい良い香り。
漬けてた肉を炭火で焼いたのかな?汁っぽさがゼロの肉だった。
つゆだくのを食べたい気分だったので、ちょっと残念。笑

ポルトガルはパンがおいしい。
このパンは気泡が多く、軽くて噛みやすいのでサンドにぴったり。
一見重そうに見えるけれど、ぺろりと食べられた。
ベトナムのバインミーのパンに似ている。

それにしても、ビファナってどこまでもシンプルなサンドだよな~
誰も野菜やら卵やらを入れず、この姿のままなのがすごい。
いやむしろ、いろいろ変遷を経ての今の姿なのかもしれない。

そしてフランセジーニャはその全て逆を行く、すべてを盛り込んだ料理だな。

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フンテス・ペレイラ・デ・メーロ通りを通って帰った。
坂道と広い歩道、ハイブランドが並ぶ光景が、表参道と似ている。

日曜日なので、ほとんどの店は閉まっていた。

1人旅と2人旅

2018/2/5 ポルトガル リスボン

朝ごはんは昨日より控えめにしておいた(昨日は欲張って食べすぎて、昼過ぎまでお腹が空かなかったので)。笑

歩いて大きいモールへ。大分遠かった。

▼スーパーのセルフレジ。日本より進んでいる。

偶然入ったスポーツ用品店で、やっといい感じの靴下を買えた。
寒いので、分厚い靴下をずっと探していたのだ。
3足セットで1.99ユーロ。これは安いっしょ。紺と白を購入。

後日履いてみた感想。
これを履いて歩くと、これちゃんと縫ってる?固めて作った感じ?ってくらい足の裏に毛が大量に付着する。
すぐに靴下の底が抜けるんじゃないかと思ったが、10回くらい履いたらやっと靴下の抜け毛が落ち着いた。

歩いて、エストレラ大聖堂へ。

例えば1人旅でこういう教会を観光するとき、静かな気持ちで入り、空気感や自分の心の機微を楽しみながら、その場所を存分に感じることができる。

一方2人旅だと、ベラベラ喋りながら教会に向かい、気づいたら着いていて、心の準備ができないままサラッと見て回っておしまい、と、ちょっと雑になってしまってもったいない気がするね、という話をした。

ただ、2人旅だとそのときの感情を共有できる良さもある。
一長一短。

カメラを持たない旅、カメラを持つ旅にも同じようなことが言えると思う。

大聖堂近くのカフェで、本日のナタを。

ナタ(1ユーロ)と、ずっと気になっていたチョコのスイーツ(Salame de Chocolate/1ユーロ) 。
それとビカとミルクビカも(0.6ユーロ)。

ナタはジャムが入っていた(この後いくつか食べるナタでも、ジャム入りはここだけだった)。
サラミ・デ・チョコレートは見た目に反して甘さがかなり控えめだった。

それにしても、ポルトガルは本当にスイーツの種類が豊富だと思う。
全部制覇したい。。。

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バイロアルト地区を歩いて、宿に戻る。
今日もたぶん10キロくらい歩いた。
ふう、いい運動だ。

▼街なかに国旗がそこら中にある国も多いが、ポルトガルはなかなか見つからない

▼up and down

同室に、思いっ切り日本人顔の若い男の人がいた。
顔は日本人だが、靴のままベッドに横になっているので、たぶん日本人じゃないんだろう。

聞いてみると、やはり日系ブラジル人3世。
ポルトガルにはやはりブラジルの人が多いと思う。
言葉が通じるってデカいよね。

おじいちゃんのサーネイムが”コニシ”だったらしい。
だからこの男の人の名前も”なんとかなんとかコニシ”というんだって。面白い。

日系の人は、日本人に対してどういう感情を抱いているのだろうか。
この人に関していえば、日本人に対してそこまで特段の親近感や興味を感じているわけではなさそうに見えた。

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