メイです。
世界旅行記、2017年9月のトルコ~チェコ編です。
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イスタンブールから空港へ
2017/9/24 トルコ イスタンブール~プラハ
9時にチェックアウト。
キエちゃんから借りたウクレレを宿に預けて出発。
途中でシミットともうひとつパンを買った。
どちらも1つ1.25リラだったけれど、そのときちょうど小銭が2.2リラくらいしかなかったのでお札を出そうとすると、お兄さんがこれでいいよって。
トルコは街の住人だけでなく、観光客慣れしたお店の人も優しいのがすごいと思う。
だいたいそういう人には面倒がられてぞんざいに扱われたりすることも多いけれど、トルコはそういう人も優しいのがすごい。
今日はここ(スルタンアフメッド)からトラムに乗り、降りたところから歩いて、タクシム周辺の空港へのシャトルバス乗り場へ向かう
この行き方が安く空港に行ける方法だとネットで見たのだ。
トラムで1回券(5リラ)を買い、新市街側の終点の手前の駅で降りた。
そこから魔の坂&階段が待っていた。
坂がキツいとか階段がキツいとか、今までごく普通の感覚だと思っていたのだけれど、そのキツいと感じるレベルが、わたしは他の人より低いというのを最近気づいた。
この間ジョージアでみんなでカズベキ山に登ったとき、わたしだけ全然ついていけなかったのをわたしはいまだに驚いている。
坂ではないところではけっこういくらでも歩けるのだけれど、角度がつくと急にダメになる。
坂を登るときに使う筋肉が壊滅的なのかな。サッカー7年以上やってたんだけどな。トホホ
汗をかいてヘロヘロになりながら登る。
10メートルごとに猫が待っていてくれるのがありがたい。
坂道を歩くこと20分くらい。
目的地周辺に到着したけれどシャトルバスが見つからないので人に聞くと、ここではなくもっと先のポイントホテルというところから出ているらしい。
ということでさらに10分ほど歩く。
近くまで着いたのでもう一度人に尋ねると、もう少し先の場所だということで、やっとこさシャトルバス乗り場に到着。
空港までの値段を聞くと、1時間もしない距離なのに15リラ(約480円)だって。
まじか、高いな。
なんでこんな不便なところからしかシャトルバスが出てないんだろうねとシュンに言うと、スルタンアフメッドからも出てるよ、だって。
えーー!
でもここからの方が安いという情報をネットで見たからわざわざここまで来たのだけれど、15リラは高すぎるから、もしかしたらスルタンアフメットから乗っても変わらなかったかも、と。
せっかく頑張ってここまで坂を登ってきたのに、く、悔しい……
まぁ、安さを求めるとたまにこうやって空振りすることもある。
バスは快適で、11時に空港に着いた。
すぐに、今回乗るペガサス航空のカウンターの前で、荷物の詰め直しをした。
預け荷物を1つで登録しているので、シュンのバックパックを20キロ以下まで詰め、わたしのバックパックを7キロ以下にして手荷物にしなければならない。
荷物の詰め替え前の重さはこうだ。
メイバックパック14kg
シュンバックパック16kg
これをせっせと分散させて、
メイバックパック8kg(→手荷物へ)
シュンバックパック21kg(→預け荷物へ)
にした。
サブバッグに入りきらない重いもの、例えばカメラは首に掛けて、マウンテンパーカーは着て、ウルトラライトダウンはポッケに詰め込む。
ちょっとオーバーしているけれど、まぁとりあえずカウンターに行ってみよう。
だめと言われたらもう一回詰めなおせばいい。
カウンターでは預け荷物しか計量されなかった。
21kgだったのでちょっと減らしてと言われ、1品を手荷物に移したらオッケーだった。
チェックが甘かったおかげで、無事チェックイン完了。
ベンチで一休みをしていると、大騒ぎしている双子の男女の子供。
このヤンチャ具合、こりゃあ親は大変そうだ。
ゲート前でボールを蹴り、投げ、追いかけ、まるで犬。
あまりのやりたい放題に、誰か怒る人がいるんじゃないかと思ったけれど、誰も怒らないどころか空港のショップ店員がボールを設置してあげて「よ!シュート!」なんて言っているし、ボールを蹴った先のお姉さんは笑顔で蹴り返すし、かわいい姿をムービーに収めるおじさんたちまで。
優しい世界。
日本も昔はこうだったのかな。もう元に戻ることはないんだろうか。
今の日本だったら、こんな状況は100%あり得ない。
誰かが舌打ちをし、誰かが教育がなってないとぶつぶつ言い、誰かが係員に言いつけ、親が肩身が狭い思いをする。
そんな国で誰が子育てをしたいと思うだろう。
子供だから何でも許さなきゃいけないわけでは決してないけれど、子供はそういうもんだと、ある程度は寛容にいるべきだと思う。
私たちの飛行機は30分遅れて出発した。
トルコ。
大好きな国になったトルコ、人が優しすぎるトルコ、パンがおいしいトルコ、猫レベルが高すぎなトルコ。
寂しいなぁ、でもまた絶対来るなぁ。
ここなら子供も連れて来られそうだから、次はお金を持って来よう。笑
チェコ プラハに到着
離陸、着陸ともに気づかないほど爆睡し、あっと言う間にプラハに到着してしまった。
時計を1時間巻き戻し、まず両替所に向かった。
空港のレートはかなり悪いので、とりあえず宿までの交通費代だけ両替しようと思って両替所のお姉さんに5ドルを渡した。
すると何か問題があったのか「Can you speak English?」と聞いてきたので、「イエス」と答えると、
お姉さん「~~(聞き取れない)~~condition?」
は?コンディション?!
何言ってるか全然わからん、シュン!ちょっと来て!
お姉さん「Can you speak English?」
シュン「イエス」
お姉さん「~~(聞き取れない)~~condition?」
は?コンディション?!
全然わからん。
ふたりとも全然ワカラン!ということでお姉さんはまぁいいわ、という感じで普通に両替してくれた。
ものすごい悪いレートだったけれど。
「Can you speak English?」と聞かれて、「イエス」と答えたくせに全くわからないってただの恥だけれど、そんな恥にも慣れたというか、そう聞かれて「イエス」と答えられるようになった。
メトロまでのバスに乗るためにチケットを購入。
ここで気づいた、両替しなくてもクレジットカード使えたじゃん!
はぁ、なんか最近ほんとダメダメだな。
偽50リラ札といい、空港までのシャトルバスといい、両替といい。
シンさんの悪い運、受け取っちゃったかな。笑
(シンさんはとにかく運が悪くて、社会人時代に会社に本気でお祓いに行って来いと言われたほど)
メトロを降りて、街に出る。
おお~久々のヨーロッパ。
石畳、建物、トラム。
なつかしいような、そうでないような。
9月だけどけっこう寒いなぁ。
トルコからヨーロッパで、一気に気温が変わった。
宿にチェックインし、少し休んで最寄りのスーパーへ向かった。
日曜だけれど開いていた。
いろいろ物色!買い物は楽しい。
ビールが5.9コロナ(約30円)って安すぎる。
さすがチェコ。
レジ打ち係がおばあちゃんだった。
パンの個数は多いと自己申告制。
最後、お客さんがたくさん並んで大変だろうに、目を見てかわいい笑顔をくれてありがとうおばあちゃん。
レジ打ちが別に早くなくたっていい、こういう温かさが嬉しい。
帰って自炊。
キッチンには洗ってないお皿やフライパンがたくさんある。
食べた後に洗うならまぁわかるけれど、そうでないならなんで洗わないのかが本当にわからない。
誰かがやってくれるというポイ捨て的な考えなのか、次に使う人が洗うという文化なのか、フライパンや鍋は洗わなくても次の人がそのまま使うからいいだろうという考えなのか。
ホステルでこういうことってよくあるけれど、キッチンの使い方が汚い人はヨーロピアンに多いと思う。
コーヒーと紅茶を淹れて、部屋で飲む。
シュンが部屋の暖房をつけた。
明日には洗濯物がカラッと乾いていたらいいな。
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