シュンです。
今日は夜行バスでハノイからサパに移動です。
夜行バスいいよね。
ハノイラストナイトなので、毎日通ってた安ビール屋とチェーのお母さんなどに挨拶回りしてきます。
世界旅行記、2016年10月の中国編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
解放螺絲粉
2016/10/11 中国 南寧
午前は迎賓飯店でぐだぐだして、12時に過ぎに宿を移動した。
移動先はNanning Travelling With Hostelというホステル。
アゴダで予約して、ダブルベットルームが一泊約1550円。
昼食は宿の近くにある、いかにもローカルな食堂に行った。
けっこう客が入っていたから人気店?
▼解放螺絲粉という店
ベーコン風の肉乗せご飯(6.5元)は安くてうまかった。
量はそんなに多くないけど。ついでに言うと油がすごいけど。
味は醤油ベースっぽい甘辛で、日本人好み。
この肉の下のご飯は炊いた後に木桶に入れて保存しているらしく、ほんのり木の匂いが付いていてそれがまたうまかった。
メイが注文したのは牛肉螺螄粉という麺料理。
ベトナムのフォーにも似た白い麺(ライスヌードル)で、トマトや牛肉が入っている。
何かが腐ったような匂いがもわっとしてくる。
肉には薬みたいな味付けがしてあって、最初は苦手だと思ったけど、食べ進めるうちにおいしく感じてきた。
調べてみると、螺螄粉は広西省柳州市の名物のよう。
田螺(タニシ)の出汁で取ったスープの麺料理だった。
途中でお店の人がキャベツの漬物(辛くて酸っぱい、キャベツキムチ的な)を持ってきてくれて、それを入れてからはさらにおいしく食べることができた。
それにしても不思議な味と匂いだった。
広西料理は発酵や酸味、辛味が特徴のようだけど、これがまさにそれ?
地理的にも中国の中では南にあるし、暑い地域だから食べ物を保存するために昔から色々な対策がなされてきたのかな?
南寧に来てからよく木桶飯(木桶に入った飯orその上におかずをを載せた”丼”的なやつ)を見るようになったし、昨日の夜の店では付け合わせにキムチのような辛い漬物が出された。
これらは食べ物の保存のためによく使われる手法だし、辛味や酸味は同じく暑い気候の東南アジアでもよく見かける。
麺がうまい
夕飯は2軒行った。
1件目は伊莎奶奶という店。
ここは広西省のコンテストかなにかで3品も賞を取ったらしく、そのメニューには★が付いていた。
銀、金、特金の3つを取ったらしい。
その中の、銀賞の吉祥拌粉というメニューを頼んだ。
これは涼麺という冷たい麺料理だった。
味はしっかりとした辛味と酸味の効いたトマト冷麺という感じ。
結構好きな味だった。
この店はほとんどが女性客だったけど、小ぎれいで若干お洒落な店内だし、女性に人気?
2軒目は重慶麺の店で麻辣担々麺。
日本にもありそうな味。おいしかった。
中国でよく見る、瓶の豆乳を買ってみたら、予想通り甘かった。
でも辛い料理と良く合うし、好きな甘さだった。
最近気づいたけど、中国で食事に困ったら麻辣麺を食べれば間違いない。
まあそれはそれとして、今日は、やっぱり広西省では酸味がキーワードなのかも。
と感じる一日だった。
南寧にはもう少しいる予定なのでこれからも食が楽しみ。
中国は地域によって風習や食文化が大きく異なるけど、共通してうっすらと目に見えない「中国感」というものは確実に存在していると思う。
その「中国感」に徐々に慣れてきて、料理がおいしく感じられるようになってきたし、人との関わり方もうまくいくようになってきた。
うーむ、中国。
難しいけど深く知りたい国である。
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